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Aside
今日、私が撮るシーンは全て終わった。
やった!
監督「じゃ、最後のシーン撮るね。はい、ジェボムとミン来て〜。撮るよ〜。」
「「はい!」」
え、2人でのシーンがあるんだ。
ジニョンと2人でそれを見ていた。
「ねぇ、オッパ。2人でのシーンってなにするの?」
Jr「デートじゃない?」
「デート?」
Jr「うん。ま、付き合うことになるからね。役として。」
「そ、そうなの...?つ、付き合うんだ。」
Jr「そう。」
そのシーンが始まった。
手繋いでる。
ペアルックしてる。
恋人繋ぎ。
だんだん目の前が曇ってきた。
目を擦ると手には涙がついていた。
ジニョンが私に気づいたのか手をとって走りだした。
着いたとこは誰もいない楽屋だった。
着いたときには私の顔は既にぐちゃぐちゃだった。
「オッパ。」
Jr「A。無理しないで。ここには僕しかいないから泣いていいよ。」
「うん。」
めっちゃ泣いた。ジェボムがヨジャ絡みしてる時はいつも泣いてるけど、それよりも泣いた。
泣いてるとき、ずっとジニョンが背中をトントンしてくれてた。
Jr「どう?おさまった?」
「う、うん。ヒックヒック。」
Jr「吸って、吐いて。深呼吸。」
「ふぅー。はぁー。」
Jr「大丈夫?」
「うん。ありがとう。お、オッパ。あの。な、泣いてたのはべ、別に意味わないんだけど。」
Jr「2人とも付き合ってるんでしょ?」
「え!?い、いつから知ってたの。」
Jr「んー、最近?ま、それより。目赤くなっちゃったね。しばらくここにいよっか。多分、誰も来ないし。」
「え、あ、うん。」
いや、待って待って。知ったの!?
なんで!?いつから!?
は!?
それで頭いっぱいなんだけどー!?
そこには10分くらいいた。
ジニョンがなんでも知ってるから怖すぎて固まってた。
Jr「そろそろ行こ。」
「う、うん。」
なんかもう心がモヤモヤしてる。
撮影が終わったのかみんな片付けていた。
私もメイクを落として私服に着替えた。
Ml「A〜お疲れ〜!」
「あ、オンニお疲れ様です。」
MI「なんかあった?顔が暗いよ?」
「大丈夫!」
Jr「あ、ヌナ。お疲れです。」
MI「お、ジニョン。お疲れ様!」
ここはジニョンがフォローしてくれた。
ほんとありがとう。
私はまた楽屋に逃げた。
JB「お、A。」
えー。いたのかよ〜。逃げてきたのに〜。
「お疲れ様。よかったよ。じゃ、また後でね。」
JB「ちょっと、待てよ。」
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ピーチ姫 - アヤボムさん» ありがとうございます!共感していただき嬉しいです! (2017年9月18日 23時) (レス) id: 0857a00048 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ姫 - Alice さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2017年9月18日 23時) (レス) id: 0857a00048 (このIDを非表示/違反報告)
Alice - まくペンなのですが、ジェボムに、惚れそうです。wwこれからも更新頑張って下さい。 (2017年8月26日 8時) (レス) id: 5725fbb2b1 (このIDを非表示/違反報告)
アヤボム - めちゃめちゃ面白いです!私もジェボムペンで、しかも小説内と同じヌナペンなのでオッパと呼べない所とか(笑)かなり共感しながら見れてます。更新楽しみにしてます。 (2017年7月16日 22時) (レス) id: 258184d8f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピーチ姫 | 作成日時:2017年6月20日 19時