僕の心が動き出した瞬間 16

790 甘い時間 1 ページ40

A side




私の目の前で…
躊躇することなく浴衣を脱ぎ捨て…

ボクサーパンツ１枚になるジニョンさん…



A「きゃっ！」


ＪＮ「何びっくりしてんの？驚くことないじゃん(笑)？」




笑いながら…

さっとサーフパンツに履き替え…
露天風呂の方向へ歩いて行く…




ＪＮ「先行ってるよ…」




実は…
２種類の水着を持ってきた…


フィットネス用の色気ゼロの水着か？

攻めてると弄られそうなセクシーなフレアトップ水着か？



恥ずかしいけど…
やっぱここはセクシーな方だよね(笑)？





ＪＮ「早くこっち来いって…」


A「うんすぐ行く…」




私に気遣ってか…

ジニョンさんは…
ずっと空を見上げている…




かけ湯をして…
ぬるめのお湯に肩まで浸かりながら…

ジニョンさんにどんどん近寄って行く…




ＪＮ「ほら早くって…」




あと少しというところで…

グイッと手を引っ張られ…
ジニョンさんの方に倒れ込む私…




A「ひゃっ？」


ＪＮ「ゴメン…ちょっと無理に引っ張り過ぎちゃったね？」


A「大丈夫だよ…」


ＪＮ「そっか良かった…

って…え？

ふーん…ははは…なかなか凄いじゃん…」


A「な…なにが？」


ＪＮ「攻めてるなぁって感じで(笑)…」




ほらやっぱり…




A「そ…そんなんじゃないよ…」


ＪＮ「初めてじゃない？

僕の前でこんなに肌見せしたの…

へぇ意外とあるんだ(笑)？

後の楽しみがまた１つ増えた…あぁこれはヤバいな…」


A「後の楽しみって…ヤだ変態！」


ＪＮ「ハハハ…まぁそんなことより空見てよ…」


A「あ…」


ＪＮ「屋上であんな寒い思いをして空を眺めなくっても…初めからここで良かったじゃんって話…」


A「うん…」




ジニョンさんの胸に抱かれながら…
暫く満天の夜空を眺めた…




ＪＮ「しかし…お風呂で水着なんて聞いたことない…

ホントはマナー違反じゃない？」


A「だって…」


ＪＮ「僕とAはもう付き合ってんの…

そんな無駄な抵抗されてもね…」


A「ね…ははは…」




暫く続く沈黙…




A「あれ？この声…」


ＪＮ「多分ヒョンだね…

きっとヨナさん相手に露天風呂でラブソング歌ってんだよ…」


A「そっか…

ＪＢさんって顔に似合わずロマンチストだもんね…

あぁホントいい声…」


ＪＮ「うん…」


A「ジニョンさん…私にも歌って欲しいな…」

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