僕の心が動き出した瞬間 16

781 色浴衣 ページ31

A side




母「二人共すっごくいい感じ…

若いっていいわね…」



部屋に用意されていた３色の色浴衣…


サイズ別で色分けされ…
もちろん1番小さいサイズの赤を選ぶ…



夕食までかなりの時間があったから…

色んな種類のお風呂を一通り楽しんでから女湯を後にした…




母「さすがに時間かかり過ぎちゃったし…男性陣はもう部屋に戻ったわよね？」


ヨナ「いやそうでもないですよ…ほらそこ…」


A「あっいた(笑)…」




少し歩いた所に休憩スペースがあり…
そこで腰に手を当て牛乳を飲み干す3人…




ＪＮ「冷たくて甘くて…」


ＪＢ「すっげぇうっめぇ！」


父「な？最高だろ(笑)？」


A「ヤだお父さん…

ジニョンさん達にその変な牛乳の飲み方教えないでよ…」


父「あ？

温泉と言えば冷えた牛乳…

そして牛乳は腰に手を当て飲むもんだ…

お前達も要るか？」




返事をする前に…
ジニョンさんとＪＢさんが牛乳を持ってきた…




A・ヨナ「ありがと…」


ＪＢ「いやしかし(笑)…」


ＪＮ「ね(笑)…」


父「一気にテンション上がったな(笑)…」




顔を見合せニヤニヤ笑い出す３人…




ヨナ「ヤだ気持ち悪い…」


A「イヤらしい目で見てる…」


父「な？すげぇだろ？浴衣って…」


母「ハイハイお父さん…

そんな事ばっか言ってたら…ホントにAに嫌われちゃうわよ(笑)…

さ…部屋に戻りましょ…」


父「おう…じゃ後でな…」




いいねポーズをしながら父達はこの場を離れた…




ＪＢ「で…どうするよ？」


ＪＮ「そりゃもちろん僕達も…」


ＪＢ「別行動だよな(笑)…」




私達が牛乳を飲み干すのを待ってから…

ＪＢさんとヨナは私達の前からすぐに消えた…




ＪＮ「じゃ僕達も…」


A「うん…」


ＪＮ「しかし…ホントにヤバいな…」


A「何が？」


ＪＮ「この浴衣だよ…

浴衣からうなじが見え隠れして…今日はすっごく色っぽい…」




私の後ろにスッと回ると…
首筋に軽くキス…




A「ちょっとヤだこんなとこで…」


ＪＮ「ハハハ大丈夫…誰も居ない…」


A「そこに防犯カメラあるの気付いてる？」


ＪＮ「あ…

だったらこうするだけさ…」




カメラに背を向けたと思ったら…
すぐにジニョンさんの唇が覆い被さってきた…

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