僕の心が動き出した瞬間 16

779 ホント…ヤバいんだ ページ29

A side




仲居「＊ではごゆっくりお過ごしくださいませ＊」




お茶を淹れながら簡単に部屋と館内の説明をして…

仲居さんは私達の部屋を後にした…




ＪＮ「あぁやっと二人きりになれた…」




ジニョンさんは…
ニヤリと笑いながら部屋の鍵を閉めた…




ＪＮ「さてと…うーーん…」




その場で思いっきり背伸びをした後…


鋭い眼差しで私を見つめながら…
ジリジリと距離を詰めてきた…




ＪＮ「さぁこれから僕は何をするのでしょうか？」


A「何って…我慢してたって言いながら私にいっぱいチューしちゃう…

でしょ(笑)？」


ＪＮ「大正解(笑)…」




笑いながら抱きあげられ…
何度も甘いキスを繰り返した…




ＪＮ「よし大丈夫(笑)…」


A「何が？」


ＪＮ「圭さんの実家に行ったから…Aの心が僕から離れていかないかずっと心配だった…

でも安心した…

Aは何も変わってない…」


A「そうだよ当たり前…」




強く抱きしめジニョンさんに応えた…




ＪＮ「ここの部屋さ…」




抱っこされたまま奥の部屋に移動する…




ＪＮ「ホントヤバいんだ…」


A「どんな風に？」


ＪＮ「この戸を開けて中を確認してみる？」




言われた通り…
障子戸を少しずらして向こう側を覗く…




A「なるほどね…はは…ははは…」




この客室…
露天風呂付きなんだ…


あぁ…
確かにヤバいね(笑)…




ＪＮ「驚かないんだ？」


A「驚いてるよ…

でもまだキスしかしたことないのに…色んな事すっ飛ばして混浴なんて出来ないでしょ？」


ＪＮ「いや出来る！」


A「出来ないよ…」


ＪＮ「ダメ(笑)？」


A「ダメだよ(笑)…」


ＪＮ「じゃあどうすれば？」


A「そんな事知らない…

だってジニョンさんの前で裸になるの恥ずかしいし…」


ＪＮ「じゃ部屋の明かりを消して真っ暗にすればいいんじゃない？」


A「ヤだよ…」


ＪＮ「ならバスタオル巻いて入ってもいいし…」


A「だって結局…我慢出来ないって言って襲われそうな気がするし…

だからヤだ！」


ＪＮ「ハハハまだ時間はたっぶりある…

最終的に混浴出来たらいいもん…」


A「バカ(笑)…」


ＪＮ「バカって言われても全然平気(笑)…

絶対Aにいいよって言わせてみせるから…」

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