709 幸せな毎日 3 ページ9
A side
ＪＮ「嫉妬しちゃダメって誰が言った？
僕だって嫉妬くらいするさ…
だって僕が乗り越えなければいけない壁は…圭さんなんだもん…
生きてるか生きていないかなんて関係ないんだ…
記憶を失うまでは確かに圭さんがAにとっての１番だった…
僕はその圭さん以上の存在にならないといけないから…」
A「ジニョンさん？」
おでこにキスをされて…
ギュッと抱きしめられる…
ＪＮ「あぁもうほんとに(笑)…
僕ってホントダメだな…
こんなことで簡単にカッとなっちゃって…」
A「ジニョンさん…」
背中に手を回し…
ジニョンさんを力一杯抱きしめた…
ＪＮ「ごめん…
Aを不安にさせる事言っちゃって…」
A「大丈夫だよ…
ちゃんとジニョンさんに守られてるんだって…実感出来てるから…」
ＪＮ「クックックッ…」
A「なに？その笑い…」
ＪＮ「幸せだなぁって思ったら急に笑いがこみ上げてきたんだよ…
よし決めた！
圭さんの試合の動画…ネット上に沢山出回ってるって言ったよね？」
A「うん…」
ＪＮ「だったらその動画…暇な時でいいから僕に送って？」
A「何のために？」
ＪＮ「もちろん僕が見る為さ…」
A「どうして？」
ＪＮ「僕も圭さんをもっと知りたい…
Aが愛した人はどんな人だったのか？
ちゃんとしっかり向き合って…今のうちにAを受け止める準備をしておかないと…」
A「ジニョンさん…」
ＪＮ「いいよね？」
A「うん…ジニョンさんありがと…」
目を見つめながら…
たくさんキスをして…
体を寄せ合いながら…
ジニョンさんの…
心音と…
寝息と…
香りを体で感じて…
安心感に満たされながら…
いつの間にか寝入る毎日…
毎日が…
充実していて…
本当に…
幸せだった…
少なくとも…
あの日が来るまでは…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2018年1月9日 19時
