718 クリスマスイブ 9 ページ18
A side
夜８時過ぎ…
代表「久しぶり…
よく来てくれたね…」
A「長い間ご挨拶にも行けなくて…ホントに申し訳ありません…」
代表「いいんだ…
こうやって以前と変わらない君が見れただけで…
あれ？会わないうちにまた一段とキレイになったね？」
A「もう代表ったら…」
久しぶりに訪れた…
Sunny cafeから徒歩５分の韓国語学校…
退院から一度…
今後の話をするのに訪れたきりの私を…
何も言わず…
温かく迎え入れてくれた代表…
A「中の雰囲気がだいぶ変わりましたね？」
代表「そうだな…
Aさんがお休みしてる間に…ここはマンツーマンレッスンをする学校に変わったんだ…」
よく見ると…
同じ共有スペースに生徒さんと見覚えある講師の姿…
代表「生徒さんは講師を選ぶ事が出来てね…
ワンレッスン５０分…
この建物内の好きなところで…フリードリンクとお菓子をつまみながら楽しく韓国語レッスン…」
A「へぇ面白いじゃないですか？あ…」
紙袋いっぱいに詰めたクリスマスオーナメント風のアイシングクッキーを…
慌てて代表に渡す…
A「今日はクリスマスイブでしょ？
たくさん作ったので皆さんにお裾分けです…」
代表「ほぉこれは凄い…
今から配ってもいいかい？」
A「もちろん…」
代表「おーいみんな聞こえるか？
かわいいサンタさんがクリスマスプレゼントを用意してくれたぞ…
今から取りにおいで…」
共有スペースに響く代表の声…
クッキーの入った紙袋を高々と挙げ…
プレゼントありますアピールをしてくれたおかげで…
沢山の人が集まって来た…
代表「ささ…Aさん挨拶して…」
A「えー皆さん…
以前こちらで講師をしておりました林 Aです…
なかなか復帰が出来なくて申し訳ありません…」
私の顔を見て驚き…
目を赤くしている講師や生徒さんがちらほら…
A「もうやだな…皆さん泣かないでください…
私はこの通り元気ですよ(笑)…」
すすり泣く声まで聞こえてきた…
A「あぁもう…
これじゃあ話が出来ないよ…」
代表「じゃあ僕が代わりに(笑)…
みんなSunny cafeって店…知ってる？
いつ行っても行列が出来てる話題のカフェ…
Aさんはそこの店主のお孫さんなんだよ…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2018年1月9日 19時
