714 クリスマスイブ 5 ページ14
ジニョン side
ＪＮ「も…もしもし…ヨナさん？」
ヨナ「どうしたの？」
ＪＮ「ヨナさんってさ…Aがクッキー持って駅に行こうとしてるのどこまで知ってる？」
ヨナ「それね…」
ヨナさんの声が…
ワントーン低くなる…
ＪＮ「Aから聞いたんだ…今日行くって…
ついていってくれるんでしょ？」
ヨナ「まあ…ね…」
ＪＮ「なんで今日にしたの？」
ヨナ「行くならついてくって言ったら今日だったの…」
ＪＮ「今日はイブだよ？」
ヨナ「それが何？」
ＪＮ「今日は日曜でしかもイブだから…カッブルがいつもより多くなるかもってはりきってた…
だから行くなら閉店後…」
ヨナ「そうね…」
ＪＮ「その頃に僕達帰って来るんだよ？」
ヨナ「そっか…」
ＪＮ「だからヨナさんは駅には行けないよ…
ヒョンと一緒にイブを過ごさなきゃいけないんだから…
だからAに言ったんだ…
僕が戻るまで待っててって…僕と一緒に行こうって…」
ヨナ「で…Aは？」
ＪＮ「笑うばかりでいい返事は貰えなかった…」
ヨナ「そう…」
暫く沈黙が続く…
ヨナ「ジニョンくんはどう思ってるの？」
ＪＮ「あそこに何かがあると思うんだ…
だから行ったら多分…ふぅ…」
深呼吸をして…
心を落ち着かせる…
ＪＮ「記憶を取り戻す…」
ヨナ「心当たりでもあるの？」
ＪＮ「今までずっとAの側にいたからなんとなくそう思うだけ…
たくさん試してきたんだ記憶の戻りそうな事…
残すはAが韓国語を教えてた学校と駅しかない…」
ヨナ「うん分かった…
ちょっとジェボムに代わって…」
スマホをヒョンに戻す…
ＪＢ「あぁあぁ…
で？あぁ…
あぁ？あぁ…」
暫くヨナさんとヒョンのやり取りが続く…
ＪＢ「分かった…じゃあな…」
再び僕に代わる事なく電話が切れた…
ＪＮ「なんて？」
ＪＢ「大変なイブになりそうだ…
ヨナは絶対ついてくってさ…
でもお前も一緒に行ける様になんとかするってさ…
もちろん俺もついてくからな…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2018年1月9日 19時
