713 クリスマスイブ 4 ページ13
ジニョン side
ＭＧ「おっせーぞ！
一体なにやってんだ？」
ＪＮ「ヒョンゴメン…」
マネヒョン運転の…
兄チームの車に急いで乗り込む…
ＭＧ「ったく…いい加減にしろよ(笑)…」
ＪＮ「ちょっと手間取っちゃってさ(笑)…」
新人マネ運転の…
弟チームが乗り込んでいる車は既に出発している…
早くも…
マクヒョンとジェクは夢の中…
ジェボミヒョンもイヤホンをして…
窓に寄りかかって目を閉じている…
だよね…
みんな…
最大限に疲れてる…
僕もここで少し眠りたいのに…
さっきのAがどうも気になって…
目を閉じても…
一向に寝つけやしない…
ＪＢ「おい…」
ん？
ＪＢ「おいジニョン…起きてんだろ？」
ＪＮ「う…うん…」
ＪＢ「ヨナに電話してぇんじゃねぇの？
さらっと聞き流したが…Aさん…なんか凄い事言ってたろ？
車に乗り込むのが遅れたのはそのせいだろ？」
一人で抱え込むつもりだったのに…
この人には何も隠せない…
ＪＮ「ハァそうなんだよ…
もうどうすればいいのか…」
自然とタメ息が漏れる…
ＪＮ「駅に行くって前に話してたんだ…
けどそれがよりにもよって…ハァ…何で今日なんだ？
今日はクリスマスイブだよ？
暫くAとの会話の中で話題にも挙がらなかったから…僕はもうてっきり諦めてくれたと思ってたのに…」
ＪＢ「心配か？」
ＪＮ「うん…
Aの無くした記憶…駅の中にある気がするんだよね…」
ＪＢ「なぁジニョン…
もしかしてAさんは初めからこの日に行こうと決めてたんじゃねぇのか？
なんて考え過ぎだな(笑)…」
ＪＮ「いや…あながち間違ってないかも…
実は僕もそう考えてた…
だから僕が帰って来るまで待ってって…
十分間に合うから僕と一緒に行こうって…
そう説得したんだけど全く返事がなくってさ…」
ＪＢ「Aさんもヨナと同じで変に頑固なとこあるからな…
お前に迷惑かかるから二人で片付けるつもりだったのかも？
ヨナ頼む…俺の電話に気付いてくれ…」
拝みながら…
ヨナさんへ電話をかけるヒョン…
ＪＢ「あっもしもしヨナ？
今どこだ？
あっそうまだ宿舎なんだな？
じゃジニョンに代わるぞ…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2018年1月9日 19時
