712 クリスマスイブ 3 ページ12
A side
A「ジャジャーン…
これみんなの分…」
ＪＳ「ワォ！俺らのもあるの？」
A「うん…
私達からのささやかなプレゼント…
自分達で食べてもいいし…彼女さんにあげてもいいし…日頃お世話になってる人に渡してもいい…
これだけあれば十分足りるでしょ？」
ＪＢ「こんなにたくさん…
ホントにいいのか？」
A「うん…
ヨナが手伝ってくれたから作ることが出来たの…
お礼ならヨナに言って…」
ＪＢ「皆さん…いつも良くしてくださってホントにありがとうございます…」
厨房にいるおばあちゃんや…
ホールにいるお母さんにも聞こえる位の声で…
頭を深く下げお礼を言い出すＪＢさん…
婆「お礼なんてよして…
私達家族はあなた達からたくさんの生き甲斐を貰ってるの…」
母「そうよ…
どんなに忙しくてもこうやって顔を見せに来てくれて…
毎日ホントに楽しいわ…」
爺「な？分かったろ？
わしらの方がお前らから生きる力を貰ってんだ…
だから気にすんな…
体が休まらなくて辛いと思うがあともうひと踏ん張りだ…」
GOT7・マネ「はい…ありがとうございます…」
ＭＧ「じゃそろそろ時間だぞ？」
慌てて身仕度を整え…
裏の勝手口へと急ぐＧＯＴ７…
爺「何突っ立ってる？
ちゃんとジニョンに挨拶して来い…」
A「うん…」
列の１番後ろをはや歩きで歩くジニョンさんを…
慌てて追いかける…
ジニョンさんはすぐ私に気付き…
歩くスピードを落とし…
笑いながら手を差し伸べてくれる…
ＪＮ「どうしたの(笑)？」
A「おじいちゃんが行けって…」
ＪＮ「そっか(笑)…」
ジニョンさんは後ろを振り向き…
心配そうに見つめるおじいちゃんに手を振って応えた後…
死角になって見えない所で立ち止まって…
おでこにキスをして抱きしめてくれる…
A「またこんな所で…」
ＪＮ「さっきのクッキーのお礼だよ(笑)…
それと絶対絶対無理しないで…」
A「無理してないってば…」
ＪＮ「みんなさらっと聞き流したけど…僕は聞き逃さない…
どうしても駅に行くと言うのなら僕と一緒に行こう…
今日は早く帰ってくるって言ったでしょ？
それからでも十分間に合うから…
ね？A聞こえてる？」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2018年1月9日 19時
