702 特別な存在 ページ2
A side
A「どうしようもない位にジニョンさんが大好きになっちゃったんだもーん…うぅぅ…」
感情が高まり…
どんどん涙が溢れ出てきた…
A「こんなにも好きなのに…過去の清算が出来てないというだけでちゃんと付き合うことも出来ないしぃ…うぅぅ…」
目をパチパチさせ…
驚くジニョンさん…
A「しかもいつも絶妙なタイミングで甦る圭とのぼんやりした記憶に…邪魔され台無しになってぇ…
だから一秒でも早く記憶を全部取り戻して終わらせるんたからぁ…うぅぅ…」
ＪＮ「あぉ分かった分かった(笑)…
でもちょっと展開早過ぎ…このペースは危険だよ？」
A「そんな事ない…誰にも迷惑かけてない…
店の事も家政婦の仕事もちゃんとしてるし…
思い出探しはヨナに傍にいてもらいながら深追いしないように気を付けてるし…
だからぁ…んんん…」
私の言葉を遮るように…
無理矢理唇を被せてくるジニョンさん…
A「どうして遮るの？」
ＪＮ「A少し落ち着こう…熱くなり過ぎだってば！
僕はこんな展開望んでない…
もっともっと冷静にならないと…」
無理矢理パソコンを閉じ…
ベッドテーブルを壁の方に動かすジニョンさん…
ＪＮ「僕達の今の関係ってなに？
清算するまで付き合えないって言ったのはあくまで形式上はって意味だよ？
これのどこが付き合ってない？
毎日同じ場所に帰ってきて…僕のベッドで抱きしめ合ってたくさんキスもして…
一体これは何だと思ってる？
ただの遊びだと？
ただの遊びで…周りを巻き込んで宿舎ごと引っ越してくると思う？
それくらい僕にとってAは特別な存在なんだよ！」
思いきり…
ジニョンさんに抱きしめられる…
A「ジニョンさんゴメン…
私どうかしてた…
ジニョンさんってホントあったかいね…
体も心も…」
ＪＮ「フッ…それはAもおんなじだよ…」
今度はおでこにキス…
ＪＮ「でもやっぱ形式にはこだわりたい…
一人の男としてね…
だから言葉で言うのは全てが終わってから…
それは理解して欲しいんだ…」
A「分かった…」
ＪＮ「だからそれまではキスで我慢する…
ま…それまで僕の理性が保てたらの話だけどね(笑)…
さ…そろそろ横になる？
いや…も少し話をしよっか？」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2018年1月9日 19時
