690 ダンスの練習 4 ページ40
A side
ＹＧ「じゃ始めるよ…
音が鳴り出したらテキトーにゆっくり歩いて…」
A「う…うん…」
ＪＮ「ただの練習なんだから緊張する事なんてないから…
ほら始まった…」
後ろからジニョンさんに耳元で囁かれ…
ぎゅっと抱きしめられた…
初っぱなから…
いきなりハグ？
首を傾げている途中に…
強めに前に押し出された…
びっくりして後ろを振り向くと…
ジニョンさんは笑って…
早く行けというジェスチャーをした…
仕方なく…
言われた通りにゆっくり歩いて前に進んで行く…
鏡越しに見える…
私に近づくＧＯＴ７…
冷やかされながら…
自信なさげに少しずつ私に近づいて…
歩くのを遮る様に私の前に出て…
いきなりこちらを向くジニョンさん…
そこでさっきのおたま登場(笑)…
両手でしっかりおたまを持って…
はにかみながら…
私の目の前に差し出している…
あぁ…
なるほど…
本番はおたまじゃなくて花束なんだわ(笑)…
確かにしっくりきている(笑)…
ジニョンさんのおたまチョイスに…
笑いが込み上げてくる…
これはやっぱり…
受け取るのよね？
差し出されたおたまに手を伸ばそうとすると…
すっとマクさんが割り込んできて…
手を引っ張られて胸に引き寄せられる…
マクさんにフワッと包み込まれながら…
マクさんのいい香りに癒され…
そしてまた…
さっきのおたま(笑)…
とまぁ…
花束に見立てたおたまをＧＯＴ７が順に奪い取って…
気になる女の子に色んなアブローチを仕掛けていくという演出で…
ヨナが『イヤらしい顔』と言った通り…
ジニョンさんを除くＧＯＴ７は終始ニヤニヤしながら…
際どい演出をわざと仕掛けてくる…
手の甲にキスされたり…
おでこにキスされたり…
頬にキスされたり…
え？
こ…こんなのって普通…
キスするふりをするだけよね？
びっくりする私のすぐ横で…
本気で怒ってる様な演技を続けるジニョンさんが…
ＧＯＴ７を私から剥がそうとホントに必死で…
そして…
遂にジニョンさんは…
花束に見立てたおたまを取り戻し…
私の手を引っ張りながら…
真ん中のイスに横並びで座った…
そこで曲が止まる…
ＪＮ「やっと二人きりになれた…
僕の彼女になってくれる？」
ジニョンさんは…
私の目の前に花束に見立てたおたまを差し出した…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年11月6日 21時
