672 ふたりの距離感 8 ページ22
A side
ＪＮ「しっ…それは言わない約束でしょ？」
A「だって…」
ＭＫ「まだ隠してることあんのか？」
ＪＮ「な…何もないよ…」
ＭＫ「何もないならなんでここに来る？
何もないならお前の部屋でAとゆっくり過ごせてるはずだろ？」
ゲームをするのを止め…
ジニョンさんを睨み付けるマクさん…
ＹＧ「そうだよ…
何かあったからここに来たんだよね？」
ヨンジェくんもゲームを止め…
心配そうな顔をしながらこちらを見ている…
ＹＧ「秘密にしておきたいならそれでも構わないけど…こんな僕達でも何か手伝える事があるかも知れないよ？
話せる範囲でいいから軽く話してみたら？」
ＢＭ「そうだよ…
僕達は家族同然の仲なんじゃないの？」
A「家族…」
ＹＪ「そうだよ…
僕達は家族なんだよ…」
A「ねぇジニョンさん…」
ＪＮ「そうだね…
隠している方がみんなに迷惑かかるかも知れないね…
じゃあみんな聞いてくれる？」
誰のか分からない…
飲みかけのコーラを一気に飲み干すジニョンさん…
ＪＮ「Aの無くした記憶どうすれば見つかるんだろうって…考えて分かった事がひとつ…
二人で過ごしてる時に決まってAの記憶が戻りそうになるんだ…」
ＭＫ「…」
ＪＮ「僕…Sunny cafeの厨房で婚約者に間違われた事があるんだよ…
僕と婚約者…なんとなく雰囲気が似てるんだってさ…」
ＢＭ「ヒョンと婚約者が？」
ＪＮ「そう…
Aの前で話すのはアレだけど…なんだかやりきれない気分でさ…
僕が思うに…僕の仕草や言動がたまにシンクロするんじゃないかって…
そういう時に過去の記憶が甦ってくるんじゃないかって…」
ＭＫ「まっ…有り得なくはないよな…」
ＪＮ「でもね…決め手となるような核心を突けてる訳じゃないから…いつも中途半端で終わるんだ…
今日だって…」
ＭＫ「だから…二人でいられなくなってここに来た…」
ＪＮ「まぁそういう事…」
ＹＧ「でもさ…それって核心を突けるスイッチを押すことが出来なければ…毎回同じことが繰り返される訳でしょ？」
ＢＭ「二人がいい雰囲気になる度…Aさんが婚約者の事を思い出すなんて酷な話だよね？
ヒョンはその度に我慢してひたすら耐えていくの？」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年11月6日 21時
