669 ふたりの距離感 5 ページ19
A side
ＪＮ「A…こっちこっち(笑)…」
先にベッドに上がったジニョンさんが…
笑いながら手招きをしている…
ＪＮ「早く…」
A「う…うん…」
どう座ればいいのかイマイチよく分からなくて…
ドキドキしながら…
ジニョンさんのすぐ横に体育座りで小さく座る…
ＪＮ「なんだよその座り方(笑)？
僕みたいにヘッドボードに体を預ければいいんだよ…」
A「ははは…」
ＪＮ「ちょっと抜けてるAを久しぶりに見た…
あぁ胸が…うぅぅ…」
突然…
私の横で苦しみ出すジニョンさん…
A「ジ…ジニョンさん大丈夫？」
ＪＮ「もうこれは死んじゃうかも…
はぁはぁ…
心臓が有り得ないくらいにバクバクしちゃってるし…」
私の左手が…
ジニョンさんの左胸に持っていかれる…
A「ホントだ…
ヤバい位にドクドクしてる…」
ＪＮ「だから早く僕を落ち着かせて…」
A「え？」
もしかしてこれは演技？
A「どうやって(笑)？」
ＪＮ「ここにチューしてくれたら絶対治るハズ…」
うるうるした目で私を見つめながら…
唇を尖らせて…
人差し指でトントンしているジニョンさん…
ほらやっぱり(笑)…
ＪＮ「ね？ね？」
A「今…ホントに慌てたんだよ？
なのに演技だったって…
はぁもうあり得ない…」
ＪＮ「じゃあもういい…」
私に寄りかかったまま…
目を閉じて動かなくなったジニョンさん…
ＪＮ「Aがチューしてくれないなら…」
ムクッと起き上がり…
体勢を変えてどんどん顔を近づけてくる…
ＪＮ「僕の方からしちゃうだけ…」
言い終わらないうちに…
ジニョンさんの唇が覆い被さってきた…
柔らかくて…
あったかい…
ここでキスされることは何となく予測出来たから…
抵抗せずに素直に受け入れる…
A「バカ…」
ＪＮ「うん僕はバカなんだ…
だから先に言っとく…
ゴメンこんな僕で…」
見つめながら…
また始まるキス…
ジニョンさんの優しさが…
唇からどんどん伝わってくる…
でも何故か…
キスを受け入れる度にどんどん胸が苦しくなって…
勝手に涙が溢れ出てきた…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年11月6日 21時
