667 ふたりの距離感 3 ページ17
A side
ヨナの忠告を素直に受け入れ…
1本だけを手に取り部屋に戻る…
A「ＪＢさん大丈夫かな？」
ＪＮ「すぐに復活するよ(笑)…
よくあるんだこんなこと…」
A「ヨナがまた無理矢理飲ませちゃったのかな？」
ＪＮ「ヨナさんが悪いんじゃなくて…ヒョンがそれくらい飲めるって粋がったんだと思うよ…
男ってね…好きな女の子の前ではかっこいいとこ見せたいって…つい無理しちゃうんだよ…」
A「そんな事しなくてもＪＢさんは十分かっこいいよ？」
ＪＮ「Aはあのふたりの子供の頃の話…どこまで知ってる？」
A「ヨナがずっとＪＢさんをからかってた話？」
ＪＮ「そう(笑)…
なんだAも知ってたのか？」
A「うん…
前にひどく酔っ払ったヨナから直接聞いた…」
ＪＮ「じゃあさ…あの頃も実はお互い気になってたって話は？」
A「ううん知らない…
でもとっても素敵…」
ＪＮ「見た目にはヒョンがヨナさんをぐいぐい引っ張ってるように見えるけど…実は今でもその関係は変わってないんじゃないかと僕は思ってる…
だからヒョンは余計に無理しちゃうんだよ…」
A「たまにヨナがきついこと言ってＪＢさんがシュンってなってるのも？」
ＪＮ「多分ね(笑)…」
A「でも羨ましい…
小さい時気になってた相手と今付き合えてるって…」
ＪＮ「そうだね…でも…
僕達だって二人の馴れ初めなら全然負けてないよ…
駅で助けたAが…行きつけカフェ店主の孫…
励ますつもりが日ごとに惹かれ合って恋仲となり…そしてついに…幾多の問題を乗り越え見事ゴールイ〜ン！
なんてね(笑)…
全然負けてないでしょ？」
A「複雑すぎだよ(笑)…」
ＪＮ「ははは…」
A「でもそーゆーのも素敵…
ジニョンさんありがと…」
ジニョンさんの言葉に…
胸がいっぱいになった…
A「いつの間にかもう無くなっちゃった(笑)…
もう一本取りに行く？」
ＪＮ「僕もヒョンと同じでそんなにお酒が強くない…
だからもこれで十分…
夜も遅いし今から一緒に歯磨きして…
A…あのさ…」
A「ん？」
ＪＮ「ここで一緒に寝てくれるよね？」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年11月6日 21時
