591 付き合うの定義 2 ページ41
ヨナ side
ＪＢ「おいヨナ…どこ行くんだよ？」
ヨナ「ん？ちょっとトイレ…」
ジェボムにホントの理由を言わずに…
急いでリビングを出る…
あ…
いたいた…
浴室の前に座り込むジェクくんとマクさん…
ヨナ「ジェクくん…あの…」
ＪＳ「あ？」
上目遣いで私を睨む…
ヨナ「私もそこ座っていい？」
ＪＳ「…」
ＭＫ「いいよ…」
ヨナ「さっきの…ジニョンくんの話の続きなんだけどね…」
ＪＳ「何か知ってんのか？」
ヨナ「まあね…
ジェクくんはジニョンくんの事が心配なんでしょ？
安心して…
あの二人…付き合ってないって言ってるけど…今…すっごくいい感じなんだよ…」
ＭＫ「だよね？
僕もそう思った…」
ＪＳ「じゃ何であいつは俺達に嘘つくんだよ？」
ヨナ「嘘をついているわけじゃない…
ホントに付き合ってって言ってないの…
正確に言うと今はまだ言える状態じゃないってことになるかな？」
ＪＳ「どう言うことだよ？」
ヨナ「Aはまだ…無くした記憶を取り戻せてないの…」
ＪＳ「じゃあまだ…婚約者の死を知らないのか？」
ヨナ「ううん…この休みの間に全てカミングアウトしたから分かってる…
でも思い出した訳ではないから…ちゃんと受け止めきれてないの…
ジニョンくんは待ってるの…Aの記憶が戻るのを…
婚約者の死をしっかり受け止めちゃんと整理が出来てから…付き合おうって言いたいんだってAに話したみたい…」
ＪＳ「ったくめんどくせぇヤツだな…」
ヨナ「でも私…Aの立場でそんな風にジニョンくんに言われたら…すっごく嬉しいよ…」
ＪＳ「そうなのか？」
ヨナ「うん…だって無くした記憶はいつ取り戻せるか分かんないのよ？
婚約者の死を受け入れられないかも知れないのよ？
それでもジニョンくんはずっと待つって言ってくれたの…」
ＪＳ「俺にはよく分かんねぇな…」
ヨナ「そうね…
ジェボムも同じこと言ってた…」
ＪＳ「フッ…そっか…」
ヨナ「二人は誰も切ることが出来ない頑丈な糸で繋がってるの…
だから時間はかかるかもしれないけれどその日が来るまでみんなでそっと見守ってあげて？
ね？」
ＪＳ「ヨナ…お前…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年8月4日 21時
