589 間取り争奪戦 3 ページ39
A side
ＪＢ「ジニョンわりぃな…
俺が３部屋の方の最後の部屋貰うわ…」
ジニョンさんは唇を触りながら…
ずっと間取り図とにらめっこをしている…
ＪＢ「早くしろよ…」
ＪＮ「だってジェクに取られちゃったし…」
ＪＢ「仕方ねぇだろ？
お前はゲームに負けたんだ…」
ＪＮ「分かってる…
じゃ僕は夜景が見える３部屋の方に限りなく近い…６部屋の方のベランダ側の部屋…」
残った３人は…
揉めることなくすぐに部屋が決まった…
ＪＳ「羨ましいだろ？」
ＪＮ「全然…」
ＪＳ「いいぞ替わってやっても…」
ＪＮ「ホント？」
ＪＳ「タダじゃねぇけど…」
ＪＮ「は？」
ＪＳ「そんなにムッとすんなよ…」
ＪＮ「してない…」
ＪＳ「今からAがこのゲームをして…俺の得点を越えたら…」
ＪＮ「ハンデなしで？」
ＪＳ「もちろん…」
ＢＭ「はぁ大人げない…」
ＹＧ「ホント大人げない…」
ＹＪ「大人なげないっ！大人なげないっ！」
全員が…
大人げないと手拍子をしながらジェクくんに詰め寄っていく…
ＪＳ「ちっ…じゃあ２回戦で２０点な…」
ＪＢ「たったそれだけ？
はい…大人げないっ！それっ…大人げない！」
ＪＳを除く全員「大人げない！大人げない！」
ＪＳ「なんだよ？
変に団結しやがって…」
ＪＢ「そもそもお前が大人げなくわざとそこの部屋を取るからだろ？」
ＪＳ「あぁ分かった分かった…
２回で４０点のハンデな…
ま…どうせ入らねぇんだ…
いいぞそれで…」
ＪＮ「Aごめん…しっかり決めれなくて…
でもせっかくのジェクの厚意を受けないのは失礼だし…
A挑戦してくれる？」
ウィンクするジニョンさん…
A「もちろん！」
ＪＳを除く全員「うおぉぉぉ！」
みんな…
飛び上がって喜んでる…
ＪＳ「早くやれよ…」
ＹＧ「ったく大人げない…
少し練習させてあげてよ…」
ＪＳ「分かったよ…」
マンネ二人が私の手をひっぱり…
シュート位置まで誘導してくれる…
ＹＧ「ボールは僕達が拾うから…Aさんはそこに立ってるだけでいいよ…」
A「ありがと…」
何本か試し打ちをしてみる…
なるほど…
なんとなくだけど…
シュートを打ってからゴールに入るまでの軌道のイメージが湧いてくる…
しばらく目を閉じ…
指先に全神経を集中させた…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年8月4日 21時
