576 僕達の宿舎へようこそ 2 ページ26
A side
ヨナ「結果的に店裏の高級マンション２室が新宿舎になり…関わった人全てが幸せになれそうだけど…
Aをあのボロアパートから引っ越しさせたい…
ジニョンくんはその想いだけでこんな短期間に宿舎引っ越しまで決めちゃって…
余程…Aの事が心配だったんだわ…
なのにAは相変わらず全く危機感が無くて…引っ越しするまであのアパートに住み続けようとしてて…」
A「ははは…」
ヨナ「ホントないわ〜(笑)」
A「だって…」
ヨナ「だって…じゃない！
ジニョンくんの気持ちをよく考えてあげなさいよ…」
A「そ…そうよね…」
ヨナ「だから…素直にうちに泊まりなさい…
それだけでジニョンくんは安心するんだから…」
A「ヨナ…ありがと…
でも…ＪＢさん…」
ヨナ「もしかして…ジェボムに気を遣ってる？」
A「うん…」
ヨナ「引っ越しするまで家には来ないから大丈夫よ…
そんな時間も無いみたいだし…」
A「なら良かった…」
ヨナ「とは言っても私のアパートにお泊まり出来るのは数日間だけど…」
A「え？そうなの？」
ヨナ「１日でも早く私を新居に動かせたいんだって…」
A「ふ〜ん…」
ヨナ「私が引っ越さないと…追加購入しなきゃいけない家具や家電が分からないんだって…」
A「ま…考えてみたらそうね…」
ヨナ「で…Aの引っ越しは？」
A「私なんて…チャチャって身の回りの物を片付けて終わり…
あのアパートはそのままお父さんが使うって言ってるし…」
ヨナ「お父さんが？」
A「私の実家…店から少し遠くてね…
いちいち帰ってらんないから…今はおじいちゃん達のアパートで居候してるの…」
ヨナ「そっか…」
A「多分…近々こっちで家探しをするんじゃないかな？
それまでの間…気を使うことなく休めるスペースが欲しかったみたい…」
ヨナ「なら私が新宿舎に引っ越したらAもすぐに引っ越し出来る？」
A「うん…」
ヨナ「じゃまず今日は他の
A「ふふ…大丈夫よ…
とっておきの秘策があるから…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年8月4日 21時
