498 遅めの昼食 2 ページ48
A side
ＪＮ「しーっ…静かに…
お父さんが起きちゃうじゃん…」
父「ふあぁぁよく寝た…
おい…誰が見る目がないって？」
A「やだずっと話聞いてたの？
誰ってお父さんに決まってるでしょ！
さ…早くここから出てって！」
父「あーはいはい…
俺は限りなく邪魔だよな？
じゃお二人さんごゆっくり…」
苦笑いしながら厨房へと歩いて行く…
ＪＮ「ねぇ…お父さんに少し冷たすぎない？」
A「そう？
だってジニョンさんのことを悪く言うんだもん…」
ＪＮ「もう大丈夫だよ(笑)…
ちゃんと誤解は解けたから…
僕の想いを伝えたら受け入れてくれたよ…
さ…もっと僕のそばにおいで…」
A「うん…」
ジニョンさんのすぐ横に座り直すと…
フッと笑いながら顔を近づけてきた…
A「ジ…ジニョンさん顔近いよ…」
ＪＮ「ったく遅すぎなんだよ…
お父さん…いつから居たと思う？」
A「さ…さぁ？」
ＪＮ「Aが厨房に入ってすぐだよ？
そっからずっとここに居座ってさ…
お父さんに受け入れてもらうのホント大変だったんだからね…
だから…」
A「え？」
ＪＮ「ご褒美貰うよ？
カレー味だけど…ま…いいよね？」
カレー味だけど？って何が？
何を言ってるんだろうと首をかしげた瞬間に…
いきなり唇を奪われた…
A「ちょ…ちょっと…ジ…ジニョンさん？
やっぱお父さんと何かあったの？」
ＪＮ「ホントに何もないって！
やっぱ僕にはAが必要なんだって…考えてたら気持ちが抑えられなくなっちゃったの…
ねぇ…ここでキスしちゃダメだった？」
A「別に…
問題ないけど…」
ＪＮ「じゃいいじゃん(笑)…
さ…早くご飯を食べて厨房に戻ろ？
僕も手伝うよ…」
A「え…ジニョンさんも？」
ＪＮ「もちろん！
明日までAを借りなきゃいけないんだ…
この忙しさを目の当たりにして…ごはんだけ頂いてアパートに戻るなんてこと僕には出来ないよ…
明日のケーキ…全然足りてないんでしょ？
僕なんかじゃ役に立たないかも知んないけど…いないよりはましじゃない？」
A「で…でも…」
ＪＮ「そんな困った顔しないの…
僕は全然平気だから…」
A「ジニョンさん…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年5月1日 22時
