496 男の約束 3 ページ46
ジニョン side
父「あぁ確かにそうだな(笑)…」
ＪＮ「今だから話せますが…最初は恋愛感情なしでＧＯＴ７ジニョンとして入院中のAをサポートをしていくつもりだったんです…」
父「だよな…」
ＪＮ「だけどやりとりを続けるうちに…Aの事が気になり出して…
気付けば…どうすれば退院後もAとやりとりを続けられるのかって考えている僕が居て…
そしてAも僕に好意を持ってくれている事が分かって…
だから自然な流れで退院後もAと連絡を取り合うことが出来ました…
僕のスケジュールのせいで…思うように逢うことは出来なかったのですが…電話やSNSを通じて今日まで信頼関係を築いていきました…
情けないですが…僕のバカなこだわりでまだ付き合おうという言葉が言えてなくて…Aには寂しい思いをさせてしまっているかも知れませんが…きっと僕の気持ちはAに届いているハズ…
僕はそう信じています…
だから今夜…婚約者が亡くなったという事実をAに話しても大丈夫だと思うんです…」
父「ではもし最終的にAの心が君に戻らなかったら？」
ＪＮ「うーんそうですね…
残念ですがその時は潔く静かに去ろうと思います…」
父「なるほど…
そこまで覚悟は出来ているってワケか？」
ＪＮ「はい…」
Aのお父さんは…
腕組みをしながら静かに目を閉じた…
店内のガヤガヤとした雑音が…
ＢＧＭの様に聞こえる…
父「よし分かった…
今夜予定通りAに事実を打ち明けよう…
ジニョン…お前なら大丈夫…
俺はお前を信じるよ…」
ＪＮ「お父さん…」
父「お前の想いはしっかりここに届いたから…」
Aのお父さんは…
右手で拳を作り自分の左胸を軽くトントンと叩いて見せた…
父「Aは幸せだな…
こんなにお前に想われて…
ジニョン…上手くいくといいな…」
ＪＮ「はい！」
父「お前が出来ない所は俺達身内が全力でバックアップすっから遠慮なく言ってくれ…
ぜってぇ仕事は手を抜くんじゃねぇぞ？」
ＪＮ「はいもちろんです！」
父「これからもAをよろしく頼むな…」
ＪＮ「はい！」
こうして僕は…
Aのお父さんからも信頼を得ることに成功した…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年5月1日 22時
