491 特別な日 19 ページ41
ヨナ side
ＪＢ「だろ(笑)？
焦んな…ちゃんと確実に前に進んでっから…
ゆっくり時間をかけてお前の緊張をほぐしてやっから…
だから今日は俺に任せろ…」
ヨナ「う…うん…」
ジェボムの度重なるいたずらは…
触れ合う度に頬が赤くなり涙が溢れ…
場の雰囲気を何度も壊してきた私の緊張を和らげる為の…
ジェボムなりの配慮だったということが分かった…
ＪＢ「このケーキ…Sunny cafeのだろ？
お前がAさんに注文したのか？」
ヨナ「うん凄いでしょ？
ケーキ屋さんでもなかなかこんなの作れないって…」
ＪＢ「だな…
ずっと思ってたけどホントに俺達と同い年なんだよな？
やけにしっかりしてるし頭の回転が速いし…」
ヨナ「ね(笑)…
Aの頭の中ってどうなってんだろうね？
次から次へとアイデアが浮かんでくる…それを試さずにはいられないって…
Aみたいな性格羨ましい…
私もそんな風になれたらなって…」
ＪＢ「ふーん…
お前さ…もう答え出てるじゃん(笑)…」
ヨナ「何が？」
ＪＢ「ホントにSunny cafeの店員になったらいいんじゃね？
ヨナはAさんみたいな考え方…生き方してみたいんだろ？」
ヨナ「まあね…
Aって全然気を抜かないんだよ…
どんな小さなことにもいちいちこだわって確実に実行するの…
騒がしいといえばそれまでだけどいっつも逃げないで前を向いてて頼もしい…」
ＪＢ「じゃまずはAさんと四六時中一緒にいないとな(笑)…」
ヨナ「やっぱり？」
ＪＢ「あぁ(笑)…
あ…そうだ！
部屋探し…ジニョンに任せっきりにしないで俺達も見に行こう…
あいつ意外とセンスねぇからな(笑)…
変な物件選ばれたら後悔するしな…」
ヨナ「うん…」
ＪＢ「じゃ決まった…
でも見に行くのは明日の昼な…」
ヨナ「え…どうして？
今日じゃないの？」
ＪＢ「今日はこの部屋でお前とゆっくり過ごすって決めてるんだ…
せっかくここまでいい流れできてんのにさ…
今日は大事な大事な日なんだよ…
俺にとってもヨナにとっても…
な…そうだろ？」
ヨナ「ジェボム…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年5月1日 22時
