453 特別な日 5 ページ3
ＪＢ side
ＪＢ「あ゛？？
誰が変態だって？？」
いつもの調子でキレる俺…
ヨナ「ジェボムに決まってる！！」
俺に裸を見られたという恥ずかしさでキレるヨナ…
と同時に腕で胸を隠した…
そして…
椅子からずり落ちるような体勢で体を低くし…
鎖骨くらいの位置まで湯船の中に浸かって…
涙目で俺を睨みつけている…
ふう…
こういう時は…
俺が冷静にならないといけねぇんだよな…
ＪＢ「ちょっと落ち着けよ…な？
お前さ…すぐに風呂から出てくるつもりだったんじゃねぇの？」
ヨナ「そうよ…」
ＪＢ「じゃあさ…なんですぐに出てこなかったわけ？」
ヨナ「それはバスピローで寝たらどんな感じかなぁ…ちょっと試してみようって思っちゃって…」
ＪＢ「で？」
ヨナ「はは…ホントに寝ちゃったね…」
ＪＢ「だよな(笑)…
お前寝ちまったんだよ…結構な時間…」
ヨナ「そ…そうだっけ？」
ヨナの目が泳ぎ始めた…
自分に落ち度があったことを認めた顔だ…
ＪＢ「で俺は…なかなかお前が風呂から出てこねぇから倒れてんじゃねぇのかと思って心配でここに来たんだ…」
ヨナ「ジェボム…」
ＪＢ「俺…ちゃんと浴室の外から《大丈夫か？》って声をかけたぞ…」
ヨナ「…」
ＪＢ「でも返事がねぇから慌てて浴室に入ったんだよ…
そしたらお前…あんな格好で(笑)…」
ヨナ「もしかして…見た？」
ＪＢ「そりゃな(笑)…
今みてぇに意識して隠さねぇ限り…そのお湯の量なら普通…」
ヨナ「で…見たの？」
ＪＢ「あぁこんな感じだったな…」
分かってるくせに…
見たか見たかとあまりにしつこく聞くから…
両手の指を使って胸の大きさを表現してやった…
ヨナ「ジェ…ジェボムのバカ…」
ヨナの顔が一気に茹でダコの様になった…
ヤバい…
このままではまたいつもの展開になる…
でも…
今日の俺はいつもと違う…
こんなことで…
ぜってぇ
ＪＢ「なぁヨナ…
今のは俺が悪かったか？」
ヨナ「わ…悪くないよね…」
ＪＢ「じゃこんな時はどうすんだよ？
俺にすることあんだろ？」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年5月1日 22時
