259 予期せぬ展開 17 ページ9
ジニョン side
JN「いやあの…こ…これは…
え?なんで(笑)?」
JB「お前…全然周りが見えてねぇんたよ(笑)…
スケジュールが詰まり過ぎてて手紙が書けねぇけど方法変えてやりとりは続けるって言わなかったか?」
JN「ははは…」
JB「誰が考えても今出来る方法はてっとり早いSNSか電話しかねぇよ…」
JN「はは…ははは…」
JB「だろ(笑)?それに…」
JN「それに?」
JB「お前が仕事の合間にプライベートな長電話をすることなんてまずねぇじゃん?
そう考えると電話の相手はもうAさんしかいねぇんだよ(笑)…」
JN「ハハハ……」
もっと落ち着いてから話そうと思ったが…
こうなったら仕方ない…
JN「Aさんに僕のLINE IDを教えた…
僕…ホントどうかしてるんだ…らしくないでしょ?」
JB「あぁホント…いつものお前らしくねぇな…
でもまぁ仕方ねぇんじゃね?」
JN「え?叱らないの?」
JB「あ?お前を叱る理由がどこにある?
Aさんが前を向いて生きられる様に応援をしたい…だから手紙のやりとりをするんだって…
この忙しいスケジュールの中でもやると決めたのはお前自身だ…
こんな面倒な事…好奇心だけで始められる事じゃねぇよ…
本気でAさんを支えていきたいと思ってんだろ?」
JN「うん…」
JB「なら仕方ねぇ…
安心しろ…俺がお前の立場でも多分同じことすっから…」
JN「ヒョン…」
JB「昨日あの店に行ってから決めたのか?
展開…早すぎだろ?」
JN「うん…僕も正直驚いている…
まさかいきなり今日…電話で話すところまで行くとは思ってなかった…
今すごく不思議な気分…
僕もまだこの状況が上手く受け止めきれないんだ…」
JB「やっぱこれは運命ってやつだわ…」
JN「ん?なんか言った?」
JB「いやなんでもねぇ…」
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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2016年12月5日 0時