298 一瞬の幸せ 2 ページ48
ヨナ side
ＪＢ「…てか…部屋中空き缶だらけだな(笑)…」
ヨナ「あは…あはは…だって寝坊しちゃったんだもん…初めからSunny cafe行くつもりで予定してたのに起きたらもう２時で…」
ＪＢ「で？」
ヨナ「慌てて化粧して着替えて…」
ＪＢ「で？」
ヨナ「暫くジェボムがここに来るわけないって思ってるからもう片付けは後でいいやって…」
ＪＢ「で？」
ヨナ「で？もう何もないよ？」
ＪＢ「やっと言い訳終わったか(笑)…さっきまでイライラしてたけどお前の必死な顔見てたらもうどうでもよくなった…なぁ？もうごはん食った？」
ヨナ「うん…Sunny cafeで夜食を作ってもらってAさんの病室で食べたよ…」
ＪＢ「そっか…せっかく旨そうなやつ買ってきてやったのに…ま…俺だけ食うわ…」
そう言うと…
スープが入った容器2つとキンパをキッチンのテーブルに置き始めた…
ヨナ「それ…もしかして並んで買ってきた？私が動けないと思って？」
ＪＢ「だな…」
ヨナ「もうすっかり冷めちゃって…すぐ温め直すね…ねぇジェボム？余ったら明日の朝用に貰っていい？慌てて帰ってきたから何も買えてなくってさ…」
ＪＢ「だから？」
ヨナ「食べないと私死んじゃうかも知んないでしょ？そーなったらジェボム困るでしょ？ね？ね？」
ＪＢ「ぶっ死ぬんなら仕方ねーよな(笑)…」
ヨナ「うん…仕方ない(笑)…じゃそこ座って…」
ＪＢ「うっっめぇぇー！」
大袈裟に…
旨い旨いを連発しているジェボムを見ながら…
大量の空き缶を急いで片付け…
Aさんに貰ったケーキを取り分ける…
ＪＢ「なぁ？これ全部お前１人で食うつもりだったのかよ？」
ヨナ「もちろん…だって何食べても超絶美味しいし…」
ＪＢ「だからって食い過ぎはよくねぇんじゃね？」
ヨナ「そ…そう(笑)？美味しいんだから別にいいじゃん？」
ＪＢ「別にいいけどよ…でもイチゴショートは全部俺のな？」
ヨナ「あぁそうだった…間違って食べるといきなり馬乗りになってキレるんでしょ(笑)？」
ＪＢ「あ？な…なんでお前…そ…そんなこと知ってんだ？」
ハハハ…
ホントだったんだ…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年12月5日 0時
