286 SUNNY Cafe 3 ページ36
ヨナ side
婆「でも初めて来たヨナさんに…いきなりすき焼きを振る舞うって言い出すんだから…私…びっくりしちゃった…」
ヨナ「え？」
婆「あなたはそれくらい大切なお客様だってことよ…
さてと…次はデザートとアイスコーヒーを用意しなくっちゃ…
もちろん食べるわよね(笑)？」
ヨナ「いやでも…」
婆「遠慮しなくていいの…
殆どのお客さんさんがコーヒーとデザートまで食べてくのよ…
すぐ用意するから…それからゆっくりお話ししましょ…」
そしてすぐに…
イチゴショートとアイスコーヒーが目の前に置かれた…
あ…
ジェボムの大好きなやつ(笑)…
婆「イチゴショートがうちで一番出るの…
みんなイチゴが大好きなのね…
さぁ…お話ししましょうか？」
ヨナ「はい…」
婆「どう？Aの様子は？
昨日…お店の開店前に慌てて手紙を届けに行ったきりだから…その後どうなったか気になってたの…」
ヨナ「はい…もう効果
婆「ということは…ジニョンくんとやりとり続けることにしたのね？」
ヨナ「はい…昨日はＧＯＴ７みんなと電話で自己紹介をしたみたい…
ホントあり得ない話です…」
婆「それで？」
ヨナ「でも一番あり得ないのは…Aさん自身です…
最近特にやる気になって…昨日ついに自力でトイレに行けるようになったんです…
Aさん自身が申し出たんですよ！カテーテルを外せって！」
婆「まぁ！」
ヨナ「実はまだカテーテルを外すのは難しいと思ってました…
だってあまり食べてなかったから…」
婆「そうね…」
ヨナ「でもあれは私達看護婦に関わらないと排泄処理が出来なかったから…
Aさんはわざと食べることを控えてたんですよ…」
婆「やっぱり…」
ヨナ「しかも他の看護婦さんにはあまり心を開いていないので…排泄処理をするのはもっぱら私の仕事になっていたのですが…気にしなくていいって何度も言ったんですけどやっぱり気にしてたみたいで…
それが昨日は完食したって…
きっと自力でトイレに行けることをアピールする為に頑張ったんだと思います…
こんなこと…意識を持たないと出来る事ではありません…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年12月5日 0時
