284 SUNNY Cafe 1 ページ34
ヨナ side
ここだ…
Aさんのおばあちゃんのカフェは…
婆「いらっしゃいませー！」
店の奥から聞こえる…
聞き覚えのあるおばあちゃんの声…
婆「あれ？いつもAのお世話をしてくれてるヨナさんじゃない？」
A「はい…来ちゃいました(笑)…」
婆「ここがよく分かったわね…さぁこっち来なさい…」
手を引っ張られ…
一番奥のカウンター席に通される…
婆「そこ…いつもジニョンくんが座るところなのよ…」
ヨナ「えっ？」
びっくりして慌てて立ち上がると…
おばあちゃんが手を口に当て笑い出す…
婆「あははは…あぁおかしい…
Aから聞いてるのよ…
あなた…ジニョンくんのファンなんでしょ(笑)？
せっかくだから記念にそこ座ればいいのよ…」
ヨナ「は…はい…」
婆「で…今日はお休み？」
婆「はいそうです…
個人的にAさんのお話ししたくてここに来ました…」
婆「私もね…一度あなたとゆっくりお話ししたかったの…
忙しい時間が終わって今からゆっくりしようと思ってたところだったから丁度良かった…
お昼って何か食べてきた？」
ヨナ「いえ…実は昨日飲み過ぎてしまってさっき起きたばかりで…」
婆「あら大変！飲み過ぎは体に良くないわ…
何か嫌なことでもあったの？」
ヨナ「まさか(笑)…そうじゃないその逆…
昨日のは嬉し酒ってヤツです…」
婆「嬉し酒？面白い事言うわね…
じゃ今から一緒に食べましょ？」
ヨナ「はい喜んで…」
そして…
この絶妙なタイミングでAさんから電話…
ヨナ「もしもーし(笑)？」
A「今何してんの？」
ヨナ「今ね…とってもいいとこに居るの…
どこだか分かる？」
A「うーんどこだろ？
ほら…もったいないぶらないで早く教えなさいよ？」
ヨナ「ハハハ…分かった分かった…
絶対びっくりすると思うよ…
じゃちょっと待って…電話代わるね…」
おじいちゃんの傍にいるおばあちゃんを手招きして呼び寄せる…
ヨナ「おばあちゃん…この電話…Aさんなの…
私が今何処に居るのか気になってるみたいだからちゃんと教えてあげて欲しいんです…」
婆「あらそーゆーこと(笑)…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年12月5日 0時
