271 夢 2 ページ21
A side
A「あ…ヨナ…」
ヨナ「ぼーっとしてどうしたの？」
A「さっきまで割れる様に頭が痛くてずっと動けなかった…
実はその前にすごく変な夢を見てね…」
ヨナの表情が…
途端に厳しい顔つきに変わった…
ヨナ「今は？今は頭痛くない？」
A「うん…もうなんともないかな…」
ヨナ「夢の内容は思い出せる？」
A「うん…」
思い出しながら夢の中身を説明をする横で…
日誌に書き込んでいくヨナ…
ヨナ「熱…測ろっか？」
A「うん…」
私の脇に体温計を挟み…
一緒に血圧も測った…
ヨナ「別に何も悪くない…
でも割れるように頭が痛くなったのが問題よね…
さっきAが見た夢はもしかすると思い出せてない記憶に繋がる何かかも知れないわね…
主治医にちょっと相談してみる…」
A「うん…」
ヨナ「また同じような夢や不思議な夢を見たらちゃんと報告して…
その時…頭が痛くなったかどうかもね…
あっ頭が痛くなったら絶対に無理して動いちゃダメだよ？
ねぇ分かってる？」
A「もう怖いって…その表情(笑)…」
ヨナ「ごめんごめん…
頭が割れるように痛くなったって言ったからびっくりしちゃったの…
いい？ちゃんとしっかりご飯食べるのよ！
じゃまた後で覗きに来るから…」
慌てながら…
ヨナが病室から出て行った…
あの慌てっぷり…
なんだか普通じゃなかったわ…
まぁいいや…
早く夜ごはん食べよ…
今までお腹なんて
食べることに意識を集中した途端…
ちゃんと食事時間になるとお腹が鳴るようになった…
しかし今日は…
内容の濃い１日だったなぁ…
だって…
ジニョンさんと生電話だよ？
ありえないって…
思い出すだけで…
笑いが止まらなくなる…
もう今日は…
ジニョンさんとやりとり出来ないのかなぁ？
今度はトーク？
それともまた生電話？
あぁダメダメ…
そんなこと考えてたら…
心臓がドキドキしすぎて寝れなくなりそうだよ…
しっかりごはんを食べて…
寝る準備も済ませたら…
こっちから…
ジニョンさんに話しかけてみよ…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年12月5日 0時
