263 悲しい現実 2 ページ13
ヨナ side
今まで気付かなかったけれど…
いつの間にか秘密のジェボムのインスタが更新されてる…
え？
ヤだなにこれ？
何故だか…
違いが分からないジェボムのセルカが大量に貼り付けられていた…
さっき移動中だって言ってたから…
私に電話をかける前に撮って遊んでいたのかな？
ったく…
ホントどうかしてる…
これをどう反応しろと(笑)？
うんうん…
どのジェボムもスッゴくかっこいいよ…
そう言って欲しいの？
あれ？
大量のジェボムの写真の最後に全く別の写真が３枚…
ベムくんとユギョムくんが…
体を寄せ合いながら眠る写真と…
大口を開け…
よだれを垂らしながら爆睡しているヨンジェくんの写真…
もう…
3人共寝ちゃってるじゃん(笑)…
周りに人がいるのに…
よくあんな恥ずかしいこと平気で言えるなって思ってたけど…
ふーん…
なるほどそういうこと…
後で答えが分かるように…
やんわりネタばれをしてくるジェボムの…
してやった感満載の表情を思い浮かべると…
自然と笑いが込み上げてくる…
ったく…
もう(笑)…
そして…
最後の1枚は…
昨日…
屋上デートで撮ったジェボムとの初ツーショット写真…
ＪＢ「ちょっと表情が
そう言われすぐにわき腹をコチョコチョされ…
そして慌てふためく私…
ヨナ「ひゃっ！ちょ…ちょっともうくすぐったいって…」
ＪＢ「おーおーその感じだよ(笑)…」
私の自然な表情を見逃さないで…
すっと肩を引き寄せ…
頬を寄せ合った瞬間を連写で撮ってくれたうちの1枚…
ふーん…
さすが…
なかなかこんないい写真…
撮れるもんじゃない…
すぐに…
スマホに保存してっと…
でも…
スマホの待受には使えないな…
だって…
ジェボムだってすぐに分かるもん…
はぁ…
こうやってあと何枚…
二人きりの写真が撮れるの？
なんだか…
虚しくなってきた…
少し前までジェボムに押し寄せていた不安の波が…
時間差で今…
私にも押し寄せてきている…
自分の仕事から逃げ出さないって…
ジェボムが決断して…
そんなジェボムを応援するって…
決めたはずなのに…
私…
私…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 107人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年12月5日 0時
