158 つきあうということ 5 ページ8
ＪＢ side
ジャージャーと水の流れる音…
…ここ…は？
あぁ…
ヨナんちか…
そうだ…俺…
あまりの眠さに…
ベッドでそのまま寝てしまったんだな…
右手の甲で口を拭うと…
俺自身の大量のよだれ…
ははは…
これはやぺぇな…
とりあえずシャツに塗りつけ…
流し台に立っているヨナに寝ながら視線を送り続ける…
おい…
気付けって(笑)…
出来る限りの眼力で…
強いビームを送り続けてんのに…
ヨナのやつは全然気付きもしない…
じゃ…
作戦変更…
今度はベッドの上であぐらをかいて…
キッチンにいるヨナを呼び付ける事にする…
ＪＢ「なぁヨナ…」
ヨナ「…」
やっぱ気付かねぇ…
ＪＢ「ヨナ！」
ヨナ「…」
あ？
なんで気付かねぇんだよ？
ＪＢ「ヨナ…こっち見ろって！」
ヨナ「…」
ＪＢ「ヨナ！ヨナ！」
ヨナ「ん？」
やっと俺に気付くヨナ…
ったくおせーんだよ(笑)…
水を止め…
タオルで手を拭き俺に近づいてくる…
ヨナ「あ…起きたの？」
ＪＢ「あぁ…こっち来いよ…」
ヨナ「うん…」
ＪＢ「もっとだよ…
もっと…
もっともっと…」
やっと顔の近さが20�儖未砲覆襦�
ヨナの顔はもう真っ赤で…
また今日も目に涙が溜まりかけている…
さあ…
これからどうすっかな(笑)…
ＪＢ「もっともっと…もっとだよ！
あぁそうそれでいい…
なぁヨナ？
帰ってきたらまず最初に何すんだよ？」
ヨナ「な…なんだっけ(笑)？」
一向に俺と目を合わせようとしねぇヨナの人差し指を握り…
わざと俺の唇に触れさせる…
ＪＢ「ただいまのチューだろ(笑)？」
ヨナ「で…でもだって…」
もう涙がこぼれ落ちそうだ…
あぁ…
堪らんな(笑)…
この限りなく弱気なヨナが…
俺はたまらなく好きなんだ…
ヨナ「うううっ…」
ハハハ…
とうとう泣き始めた…
ＪＢ「よく頑張ったもういいぞ…
ここから先は俺が…」
首の後ろに手をかけ…
ヨナを引き寄せると…
見つめながら甘いキスを続けた…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月26日 0時
