194 つきあうということ 27 ページ44
ＪＢ side
実は…
さっきからヨナに…
頬をツンツンされ続けている…
ヨナ「起きてるんでしょ(笑)？
いい加減起きてもらわないとジェボムも私も仕事に遅刻しちゃうよ…」
ばれたか(笑)…
ＪＢ「ヨナ…おはよ…」
頬杖をつきながら俺を見つめるヨナの鼻を…
ひとさし指でツンと押し返して…
上半身を起こした…
まだ少し熱っぽいが…
これくらいなら大丈夫…
昨日の熱でかなりの汗が出たようで…
パジャマが全体的にしっとりして気分が悪い…
ＪＢ「シャワー浴びてくるわ…」
ヨナ「バッカじゃないの？」
立ち上がろうとしたが無理矢理座らされ…
しばしヨナからのお説教…
ヨナ「熱が下がって大丈夫って思ってるかもだけど…まだシャワーはダメ！
ぶり返すよ無理すると…
温かいタオルでさっと拭けばいいでしょ？
用意するからちょっと待ってて…」
すぐに洗面器にお湯を張り…
ホッカホカの塗れタオルを用意してくれるヨナ…
ヨナ「はい！」
ＪＢ「はい？」
ヨナ「だーかーら…タオル…はい！」
ＪＢ「は？お前が俺の体…拭くんじゃねーの？」
ヨナ「な…なんでよ？」
ＪＢ「だって俺…病人だし…」
ヨナ「病人だけど…もう重病人じゃない…」
ＪＢ「は？普段から患者の体拭いてんだろ？」
ヨナ「ま…まぁそりゃね…」
結局俺の粘り勝ち(笑)…
再びホカホカの塗れタオルを作ると…
俺の顔を拭き…
首を拭き…
耳の中を拭き…
ヨナ「体も拭くわけ？」
ＪＢ「は？あたりめーだろ(笑)…」
ボタンを外すのまでヨナにやらせると…
また泣きそうだから…
自分から半裸になる俺…
ヨナ「じゃ…じゃあ拭くよ？」
ＪＢ「お…おう…」
顔を真っ赤にしながら…
慣れた手つきできれいに拭きあげてくれる…
ＪＢ「じゃ次はズボンの下だな…」
ヨナ「も…も…もう…む…無理だから！」
タオルを俺の顔に押し付け…
リビングから逃げた…
ＪＢ「お…おい！ちょっとヨナ(笑)…」
ヨナ「も…もうダメだから…
今日はここまで…」
ハハハ…
だな…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月26日 0時
