190 つきあうということ 23 ページ40
ＪＢ side
ヨナ「これ見てて…」
貰った紙袋の中に入っていたという…
ジニョンからの手紙が入った封筒を渡された…
ヨナは俺に構うことなく…
キッチンやリビングの空きスペースに…
手際よく衣類を干し始めた…
あぁ…
そうだったのか…
ジニョンが面白半分で選んだパジャマだとばかり思っていたから…
明日あいつをどうやってシメようか仕返しを模索中だったのに…
実は…
逆に礼を言わなきゃいけねぇような手紙の内容に…
俺は正直面食らった…
新婚なら嬉しいアイテム…
か…
そんなこと…
今まで考えたこともなかったな…
もし…
ヨナとこの関係がずっと続いて…
いつか同棲する事になったら…
やっぱそんな事を考えながら生活用品を買い揃えていくのだろうか？
いやしかし…
ホント…
見れば見るほどひでぇパジャマ…
ヨナの男前な心意気に…
思わずこのパジャマを着てしまったが…
はぁ…
こんな姿…
他の奴らに見られたら…
あぁ…
ホントあり得ねぇ…
いや…
ちょっと待てよ？
ってか…
この状況って…
クックッ…
ヨナを上手く誘導しながら…
いい雰囲気に持っていって…
その気にさせる事が出来たら…
おっ…
これはもしかして…
遂に(笑)？
ＪＢ「へ…へ…ヘックショーーーイ！！」
こんな…
二人の記念日になりそうな大事な時に…
ジニョンに…
お膳立てまでして貰ったというのに…
俺は…
俺は…
あぁ…
もう限界…
いよいよ…
この症状が完全に夏風邪だと分かるくらいに…
一気に気だるくなり…
熱っぽくなって…
息をするのもままならなくなった…
あぁ…
ホント情けねぇ…
なんで…
俺は肝心な時にいつもこうなる？
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月26日 0時
