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169 つきあうということ 10 ページ19
ＪＢ side
無言でヨナから離れ…
頭を垂れ目頭を熱くしながら椅子に座り…
さっき…
ヨナが放った言葉の意味を理解しようと焦る俺…
変な汗まで流れ始めた…
ヨナはさっきからずっと…
俺に背を向け立ったまま…
『付き合う』
イコール
『体を許すことじゃない』
か…
ヨナの言葉が俺の心に突き刺さる…
情けない…
俺は今までどんな恋をしてきたんだ？
女はみな同じ…
付き合ったら…
俺の望みを好きな女が拒否するなんてありえねぇと…
自分勝手に…
アホ過ぎる勘違いをしていたのだ…
だから…
なんで…
ヨナは泣くんだ？
なんで…
ヨナは俺を拒むんだ？
答えが見つからない俺はいつも焦り…
そしていつの間にか…
どうやったら俺のものになるんだ？とそればかりを考える様になっていた…
結局俺は…
ヨナの気持ちなんてこれっぽっちも考えてなかった…
自分自身の満足感を満たす為に…
ヨナを自分好みの女にしようとしていただけ…
ＪＢ「なぁヨナ？」
ヨナ「うん…」
ＪＢ「ごめんな…
俺って最低…ヨナの事…なんも分かってなかったよな…
お前が今ここで本音を言ってくれなかったら…俺…ホントにダメな男になるところだったよ…」
ヨナ「ジェボム…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月26日 0時
