検索窓
今日:11 hit、昨日:6 hit、合計:197,252 hit

5 僕が僕であるために ページ5

ジニョンside




僕は…

メンタルが崩壊しそうになると…



早めに…

とある隠れ家に避難することに決めている…




と言っても…

ただの珈琲屋なんだけど(笑)…




カフェでなく珈琲屋…

そんな雰囲気の味のあるお店…





宿舎の最寄駅から二つ目で下車して…

人通り少ない裏通りの小道を通り抜けていくと…


5分くらいでそこに辿り着く…





初めてなら…

店内に入るのをためらうくらい…



店の外壁全体が…

(つた)で覆われていて…



ホント怪しげ極まりない店だけど…




入口の重い扉を開けると…

カランカランといい音色が響き…



人の良さそうな老夫婦が…

僕を温かく出迎えてくれるのだ…






コポコポという音と…

なんとも言えない珈琲の心地よい香り…




はだか電球が…

天井からぶら下がっただけの薄暗い店内…




レトロなデザインの…

ステンドグラス風小窓…




手書きの名札が挿してある…

たくさんの観葉植物に囲まれながらいただく…



店主こだわりのブレンドコーヒー…





過去にタイムスリップしたかのような…

何とも言えないレトロ感満載のこの異空間が…



僕にとっては…



最高の癒しであり…

そして精神安定剤であり…




だから早く仕事が終わると…

僕は必ずっていいほどここに出向く…




気になる本をじっくり読んだり…

曲作りのヒントになるフレーズを考えたり…





そう…




僕にとってここは…



本当の僕に戻れる…

僕が僕でいられる唯一の空間…







これからも…

誰にも教えるつもりなんてない…




例え…

尊敬しているジェボミヒョンに…


紹介してくれと土下座されてもね…

6 あの日 1→←4 作者より 登場人物について ※随時更新していきます



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
265人がお気に入り
設定タグ:got7 , 恋愛 , K-POP
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2016年9月19日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。