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50 目覚めは突然やってきた 1 ページ50

ジニョンside




ー更に1ヶ月後ー



今年の夏は異常に暑い…



じっとしていても…

自然と汗が(したた)り落ちてくるくらいだ…



ジージージージー
ジージージージー
ジージージージー
ジージージージー
ジージージージー



この暑さを更に暑く感じさせているのは…


間違いなく…

この大音量のセミの鳴き声のせい…





JS「あぁもううっさーーい!ちょっとは静かにしろよーー!!」




ジェクが…

ベランダから外に向かって大声で叫び…



ユギョムに羽交い締めにされながら部屋に引っ張りこまれている…



朝早いのに…

ったく近所迷惑だっつーの!



この調子だとまた苦情が出て…

近いうちにホントに退去勧告されちゃうかも…




ところで今日は月曜日…


ヨナさんにあのひと用の花を届ける日なんだ…





毎週月曜日に…

病院に花を届けたいんだよね…




強面のマネヒョンにそっと打ち明けたら…

昨日のうちに花を取りに行ってくれた…




夜勤中のヨナさんとは…

朝7時頃に行くと連絡済み…




そろそろ行かなきゃ…

鞄を持って立ち上がろうとすると…




JB「なぁそろそろ行くんだろ?」




いつもの様にジェボミヒョンが僕の部屋に入ってくる…




JN「うん…まあね…」




最近はヒョンの方から声をかけてくる…



毎度仕掛けてくる偶然攻撃が…

もうどうでも良くなって…



ヒョンに…

一人だとうまく話せないからついてきて欲しいんだ…



とありえない嘘をついた…




JB「なんだお前…まだヨナとそんな関係なのか?

あぁ分かった分かった…俺も付いていってやるよ…」




だってさ(笑)…




ヒョン自身が…

ヨナさんに会いたいんだ…



だけど僕は知らないふりをする…




JN「じゃ先に出るね…」




近くにいたマクヒョンに伝えて…

僕達は宿舎を後にした…




病院の前に車をつけてもらって…

花束を持って階段で5Fまで競争しながら駆け上がる…

詰所にヨナさんがいるのを確認して…




JB「ヨナおはよ…」

ヨナ「うんおはよ…」

JN「おはようございます!」





挨拶と同時に花束を渡してすぐ帰る…



ヒョン達はいつも何かを交換しているみたいだけど…

これも気付いていないふりをする…




毎週それの繰り返し…




さあ…

今日も頑張んなきゃ…

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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2016年9月19日 17時

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