お別れの前に ページ4
ピンポーン
家のインターフォンが鳴った。
『はーい!!!』
軽やかに言ってドアを開けに行くのも、誰が来るか知ってるからで。
JR「こんばんは」
撮影してから来たのか、今日はメガネじゃなくてコンタクト。
メイクしたままだからいつもよりも目力が倍な気がする。
ジニョンの額にうっすらと汗がにじんでいた。
ただいま2月。まだ真冬で寒いのに。
『そんなに急いで来たの??』
JR「当たり前じゃん、Aと長く居たかったから」
ジニョンと付き合って気づいたこと。
こういうキュンとするようなセリフを何でもないかのように言うってこと。
しかも無自覚なんだからたちが悪い。
こっちはいつも顔が赤くなるくらい照れるのに。
JR「あ、照れてるでしょ？ㅋㅋ」
･･･意地悪。
何も言わないで部屋の中に入る。
後ろからふふって笑ってるのが聞こえた。
『早く入ってよー！』
ジニョンは部屋の中に入るとキョロキョロとあたりを見回している。
JR「部屋、綺麗だね」
もちろん、ジニョンが来るんだから掃除したっていうのは内緒にしておこう。
ジニョンは明日から日本でツアーがあるみたいでしばらく会えない。
一緒にいれるかなって思ったバレンタインの夢もあっけなく消えていったわけだ。
『はいっ！これ』
私はジニョンにある物を手渡した。
JR「えっ！？何!?」
恐る恐る私の手から物をとる。
袋の紐を解いて･･･中を見た。
JR「うわっ！マフラーじゃん！」
今回のバレンタインはチョコレートじゃなくてマフラーにしてみた。
少し濃いめの青で編んであるマフラーに柄はなくてシックなもの。
これを見た時、絶対ジニョンに合うなって思った。
JR「えー嬉しいー」
何度もそう言ってくれた。
それから一緒にご飯を食べて･･･気づけばジニョンが宿舎に戻る時間になった。
JR「じゃあね」
ちゃんとマフラーまでつけてくれて、玄関の前でお別れ。
あと一ヶ月くらいは会えないんだ。なんか･･･寂しい。
でも、そんなこと言えないよね。仕事だし。
ジニョンのことを待ってるファンの人だってたくさんいるんだから。
『気をつけてね、頑張ってきて』
って言っても一向に玄関のドアを開けないジニョン。
くるっと振り返って私を見る。
JR「あーどうしよう」
そのままぎゅっと私を抱きしめた。
私もそっとジニョンの背中に手を回す。
JR「帰りたくないー」
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YES。(プロフ) - milkypandaさん» (*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪ (2016年5月27日 22時) (
レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
milkypanda(プロフ) - YES。さん» かっこいいです本当に(^^♪ (2016年5月27日 22時) (レス) id: a4339fb044 (このIDを非表示/違反報告)
YES。(プロフ) - milkypandaさん» ですよね〜(*´Д｀) 何しててもかっこよすぎてそろそろ心臓ブチ壊れます(笑)← (2016年5月27日 22時) (レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
milkypanda(プロフ) - YES。さん» まくですか!!!まくは本当にかっこいいですね、、、。みんな魅力あって素敵なグループですよねー(^^) (2016年5月27日 21時) (レス) id: a4339fb044 (このIDを非表示/違反報告)
YES。(プロフ) - milkypandaさん» あぁ！ジニョンかっこいいですよね(*´▽｀* 私はMarkよりです!!!!!! ですよね〜、みんなかっこよすぎます！こんなにメンバー全員愛せるグループってGOT7が初めてなんです(´艸｀*) (2016年5月25日 22時) (レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkypanda | 作成日時：2016年5月1日 15時
