第一話 3 ページ7
―木葉side―
*お昼休み*
ぼくは、屋上に上がって外の風景を眺めていた。
この学園の周り、この街は、自然がすごくあってとてもきれいだ。風も気持ちよかった。
その風が、ぼくの髪をなでていく。
「あ〜、質問攻め大変だった・・・。疲れた・・・。」
ぼくは、しゃがみこ見ながらつぶやく。一日中、色々質問されまくりで・・・・。
そしてぼくは上を見て空を仰いだ。
やっぱり・・・・、しゃべるの苦手だ・・・。大勢だときつい・・・。
そう思いながら、ぼーーっとしていると、
バンッ!!
と屋上に上がるドアが突然開いた。
ぼくが慌てて振り向き、驚いて言った。
「何!?」
「あっ!!木葉君ここにいたんだ!!よかった〜・・・。みつけた〜・・・!!」
と、ポニテールの黒髪に紅い眼をした少女が言った。その子は、その立ってる場所に座り込んだ。
確かクラスにいた子・・・・。
「えっと・・・、質問は、もう疲れちゃったから無理だよ?君って、クラスにいた・・・・。」
「うん!!私は、神道珂奈!!よろしく!!質問・・・・、他の子とは違うから、一つだけ訊かせて。」
「え?」
一瞬、沈黙があった。
そして、その子は言った。
「木葉君って、何かチカラ、能力ある?」
「は・・・?」
また、沈黙・・・。なんでその事を・・・?
勇気を持って言ってみる。
「なんで、そんな事わかるの?」
「え!?えっと・・・。カンよ!女のカン!!」
どういうカン・・・?って、いうかカンで訊く事そこ!?とぼくは心の中で突っ込んだ。
その、女の子・・・、珂奈さんは言った。
「なんで、わかるの?ってことは、能力あるんだね!何!?どういう能力!?」
勝手に、能力あること前提で訊かれる・・・、まぁ・・・、事実・・・、だけど・・・・。
そしてぼくは答えた。
「うん・・・。あるけど・・・。動物とか植物とかと話せる能力。」
「わぁ!!言葉が、わかるんだね!人間の言葉使えないものと!!」
珂奈さんは、すごく楽しそうに言った。そして・・・。
「よし!!木葉君、『幽霊相談・探偵事務所』入部確定!!」
「え・・・!?」
ただ呆然とした。彼女の話はまだ続く。
「って、ことで、今日の放課後、一緒に事務所に行くからね!!」
えええええぇぇ〜〜〜!!
ぼくの返事は聞かずに彼女は行ってしまった。
ぼくの、学園生活どうなるの・・・・?
そして、ため息をついた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ゆか潤★(プロフ) - いいなぁ文才ある人って尊敬しちゃいます♪私も書こうとしたのですがなかなか書けません(泣) (2012年8月7日 10時) (携帯から) (レス) id: 1da60932fe (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - わぁーw 凄いやw 秋さんはいくらかいても読まれないから諦めたけど、凄いHit数だわぁ・・・ 更新待ってるよん、頑張れ(´∀`*) (2012年7月12日 19時) (レス) id: ccc16e3744 (このIDを非表示/違反報告)
瑠河(プロフ) - ありがとうございます!!受験のため、すぐ書くことは出来ませんが、3月下旬には書きますので、待っててください!! (2012年3月3日 9時) (レス) id: 2076b1e41b (このIDを非表示/違反報告)
胡麻 - 遅れた?!1000hitおめでとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!! (2011年10月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 2d1389d30b (このIDを非表示/違反報告)
瑠河 - 1000hitありがとう!! (2011年10月22日 19時) (レス) id: 059d05a34b (このIDを非表示/違反報告)
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