第一話 5 ページ9
森林の奥深く、そこには、木で作られたかわいらしい小屋・・・、探偵事務所があった。
そこを指差し、黒髪をポニーテールで縛った珂奈が言った。
「あそこが、事務所!!」
少し、ぼさぼさした茶髪の木葉は、
(ふつーに、予想通りの建物・・・・・。)
口に出さず、心で思っていた。
珂奈は、木葉の手を引っ張りながら言う。
「ほらっ!!はいろ、はいろ!!もう先輩たち、全員来てると思うし。」
「わっ!わかったから!!引っ張らないで・・!!」
そして、二人は、中へと入っていく。
* * * * * * * * * * * * * * * * * *
「せんぱーい!!」
そういいながら珂奈は、戸を開ける。
本を読んでいた赤っぽい髪をした少年が顔を上げた。
「珂奈・・・。どうしたんだい?いつもよりもやけにテンションが高いね。」
「はい!今日は・・・、新しい部員を・・・、」
珂奈は、木葉を前に出しドンッと背中を押しながら言った。
「つれてきましたーーーー!!!!」
「わっ!!」
木葉は、転びそうになったが、片足を前に出しどうにかこらえた。
前には、茶色に近い紅い髪の少年、紺色の髪の少年、黒髪の少年がいた。
その視線は、すべて木葉に集まる。
木葉は苦笑いをしながら、自己紹介をはじめる。
「えっと・・・・。水樹木葉です。能力・・・、と言うか、動物、植物と話すことが出来ます。信じてもらえないかもしれませんが・・・・。」
そう、自信なさげに言うと、赤っぽい髪の少年が言う。
「いや、俺も似たようなもんだから信じるよ。俺は、音無稜我。部長だ。よろしく。ちなみに16。高等部に通ってる。俺以外は中等部だけどな。」
「俺は、亜堀零夜。副部長。15。」
「オレは、古池空。14ッス!!よろしく!!」
稜我のあとに、紺色の髪をした零夜と黒髪の空が自己紹介をした。
木葉は、息を、ふっとはくと言った。
「あの・・・・、かえっていいですか?」
空気が固まる。一番に口を開けたのは、珂奈だった。
「えー!?なんで!?木葉君!?」
「だって、ぼく、入るなんて一言も言ってないよ?しかも断ろうとしても、聞いてくれなかったじゃないか。」
それを聞いて、稜我が呆れて言う。
「おい、珂奈・・・、また、相手の返事を聞かないでつれてきたのか?」
「だって・・・。」
二人の会話をきいて
(前があったんだ・・・・。)
木葉はそう思った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ゆか潤★(プロフ) - いいなぁ文才ある人って尊敬しちゃいます♪私も書こうとしたのですがなかなか書けません(泣) (2012年8月7日 10時) (携帯から) (レス) id: 1da60932fe (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - わぁーw 凄いやw 秋さんはいくらかいても読まれないから諦めたけど、凄いHit数だわぁ・・・ 更新待ってるよん、頑張れ(´∀`*) (2012年7月12日 19時) (レス) id: ccc16e3744 (このIDを非表示/違反報告)
瑠河(プロフ) - ありがとうございます!!受験のため、すぐ書くことは出来ませんが、3月下旬には書きますので、待っててください!! (2012年3月3日 9時) (レス) id: 2076b1e41b (このIDを非表示/違反報告)
胡麻 - 遅れた?!1000hitおめでとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!! (2011年10月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 2d1389d30b (このIDを非表示/違反報告)
瑠河 - 1000hitありがとう!! (2011年10月22日 19時) (レス) id: 059d05a34b (このIDを非表示/違反報告)
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