居場所。 ページ39
俺をつついてる君の手を俺の手が包んだ___
「今日、ずっと一緒にいてくれないと…元気出ない(笑)それが、特効薬」
「え…？」
「俺に特効薬くれる？」
数秒見つめあうと___君は黙ったままこくりと頷いた。
今日の俺、すっげぇわがままかもしれない…
でも、その感情を止められないでいた。
閉店後、片付けもしなくていいからってソンモとジヒョクを帰らせたんだ___
いつもの席で俺を待っていてくれる君の隣に椅子を近づけて腰掛ける。
それを、くすっと君が笑った。
「ソンジェさん…お疲れさまです」
机に凭れた俺をのぞき込むように、そう言う。
「A…ぎゅってして…そしたら、いつもの俺に戻るかも。」
「ぎゅっーー(笑)」冗談ぽく言いながらも…俺の腕を君の腕が包んでくれて
「がんき…出ました？」
なんて、数センチの距離で言われたらさ…
無言で君の腕を引っ張って、君を抱き寄せたんだ。
「もっと元気にさせて…」
そう言ってさらに君をキツく抱きしめたんだ。
少しの沈黙のあと____
「あのさ…昨日って…」「昨日…？」
「ゴニルと…一緒だったの？」
「……」少しの沈黙のあと君は頷いた。
「そっか…」
昨日はゴニルの誕生日。
きっと一緒にいるってわかっていた。
昨日から、気持ちのコントロールが効かない原因は…これだった。
「楽しかった？」「え…？」
つまらない嫉妬が俺を苦しめていた。
「…きっとゴニルと会ってるって思ってた。誕生日だし邪魔しちゃいけないって…」
「ソンジェ…さん…」
「だけど…俺の存在を忘れてほしくなくて夜中メールしたんだ。ごめん、女々しくて…」
君は俺の胸元で声を発さないでいる。
「俺さ…Aのこと…すっげぇ好きみたい。今日も色々考えてたらなにも手に付かなかった。重症だな…」
ポツリポツリと…こころで思ってたいたことが口元から漏れる。
「好きです…めちゃめちゃAこと…」
そして、口元の近くにあった君のおでこにちゅっとキスをした。
おでこにキスを落とすと…君の視線が俺を捉えたんだ。
目線と…目線が合った瞬間____
おもむろに君の顔を引き寄せて…俺は、君の唇に唇を重ねたんだ。
何度も…何度も…
もう、止められない想いと共に…
君のことを独り占めしたい気持ちでいっぱいだったんだ。
君の心の中に…俺の居場所を作ってほしい…
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j(プロフ) - 初めまして jともうします。とってもキュンキュンさせてもらいました。続きが気になりますが 他のお話も読まさせていただきたいと思います。 (2015年9月27日 15時) (
レス) id: a1e3c8e333 (このIDを非表示/違反報告)
milky☆tea(プロフ) - エミさん» エミさんはじめまして！コメありがとうございます！きゅんきゅんして貰えたて本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2015年9月20日 6時) (レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
milky☆tea(プロフ) - マカロニさん» マカロニちゃんコメありがとう^^お返事遅くなってごめんね。そして更新もずっとしてなくて申し訳ないです(；ω；)もう少しだけお付き合いしてもらえたら嬉しいな。ゴニルとソンジェの恋のクライマックスまであと少し。これからもよろしくです^^ (2015年9月20日 6時) (レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
エミ(プロフ) - 初めまして！ゴニルの気持ち、ソンジェの気持ちどっちもキュンキュンしちゃいます(*^^*)続きを楽しみにしてますね♪ (2015年9月6日 21時) (レス) id: 1180a7050e (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ(プロフ) - 強引なゴニルも応援したくなっちゃいます(^^)でもやっぱりソンジェの素直な反応にいちいちキュン死です！！ (2015年2月8日 3時) (レス) id: 22ac1d600a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milky☆tea | 作成日時：2014年1月21日 1時
