はないちもんめ24 ページ24
リンリンリン
シャンシャン
《あぁ...泣くな。泣くな赤子》
これは...なんだろう
誰かが、僕を見下ろして困ってる
その手には、太鼓みたいな玩具
《ほら、じじいがついているぞ。何も怖くない、男子が簡単に涙を見せるでない》
何処か聞いた事のある声だ
大きな手が、僕を撫で
《さぁ、赤子...笑え》
とても優しい三日月が、僕を捉えた
ふと、暖かい感覚で目が覚める
「起きたか。A」
僕の目の前にいたのは、三日月さん
どうやら膝枕をされているらしい
「ハハッ...どうした？怖い夢でも見たのか」
そう言って僕の目元に触れる手が暖かい
「泣くな。男子が簡単に涙を見せるでない」
夢の人と同じ事を言われ、僕は瞳を瞬いた
そして同時に、三日月さんへの違和感に気づく
どうして、三日月さんと初めて会った時に
懐かしさを感じたのか
僕は、会った事があったんだ
恐らく生まれて間もない頃
たしか、おじいちゃんが言ってた
お前は昔、人攫いに遭ったのだよって
その時に神様が助けてくれたから
だから、絶対に神様への御恩を忘れるなって
たぶん...それが三日月さんだったんだ
「...ん？」
ほら、あの時と同じ優しい三日月が僕を捉えた
僕の額を撫でる手も、あったかい
『...かみ、さま..』
「ハッハッハ、どうしたA。いきなり神様などと...俺は俺。三日月宗近だぞ」
三日月さんは優しく笑って、目元を歪める
それは神様の威厳はなくて
何時もの優しい三日月さんだった
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風船ガム - 艦那さん» 了解しました！！ありがとうございます！ (2017年12月27日 10時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 無自覚サイコパスさん» さて、では自分も出陣の準備しますかね.....続編了解しました！共に討ち取りますか！！ｗ (2017年12月27日 10時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 粟田口1009さん» 心を鷲掴みしてしまいましたか！！了解しました！ありがとうございます！ (2017年12月27日 10時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 紅桜さん» ....友達は普通に飲んでましたね 。推し刀パワーは凄いｗｗ たしかに何とかなるかもしれませんね！ (2017年12月27日 10時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 紅桜さん» 三日月「ハッハッハ...愛いやつめ......本当にそれでいいのか？ よしよし、これからもよろしくたのむぞ」 (2017年12月27日 10時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2017年12月4日 18時
