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Aside
私の部屋に岩田さんじゃなくて剛典がいるという事実すら嘘なのではないかって思ってしまう。
料理をしている私をニコニコ見つめてるまるで待てをされた子犬みたいに尻尾を振っている子犬みたいだ。
岩「これってAが出てる作品?全部?」
立ち上がって私の部屋を物色し始めた剛典が本棚テレビの下に並べてあったDVDを取り出し始めた。
『うん、そうだよ』
岩「こんなに出てるんだ…すごいね……
ねえこれ借りていい?」
『え!?あ、うん?別にいいけど…なんで?」
思いもよらない言葉が続くからびっくりして声が裏返った。
岩「俺がまだ見たことないAがいるのかもって思ったら見たくなっちゃった」
笑いながらそういう剛典、
岩「あと俺の勉強。かな?」
どんな時でも仕事のことを忘れない剛典がすごいなって思ったけど少し心配にもなった。
『私のこと見る時くらいお仕事のこと忘れていいのに』
ハンバーグを焼きながらそう呟いた言葉は彼には届いたのだろうか。
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作者名:奏多 | 作成日時:2018年6月2日 22時