マリーゴールド (ページ22)

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廉に平田さんが好きってことを伝えたら
少し楽になった気がした

これで隠すことなく、正々堂々とアピール出来るやんな

女子よりも遅く
ゲーセンに着き、早速プリ機に向かう

廉「俺ここで待っとるでええよ、行ってき？」

「ん、ありがとう」

るな「あ！きたきた！」

夏聖「よしじゃあお金誰が出すかじゃんけんね」

ジン「いーよ、男子出すって」

夏聖「あー、そういうのいいって笑平等じゃなきゃ嫌だし笑」

希「じゃんけん楽しいしね！笑」

海人「んーじゃあじゃんけんね！」

『ふふっ』

「ほら、平田さんやるよ？」

るな「最初はグー、じゃんけんぽんっ」

見事勝利を取った俺、平田さん、片瀬さん

るな「やったー！」

夏聖「また負けた…笑」

『やったね、平野くん！笑』

「うん笑」

その後はプリを撮り

(平田さんめちゃくちゃ可愛いやないか…)

落書きやら他のことは女子任せ。
と、その時

夏聖「あ、A永瀬くんとこ行ってきな？
プリはまた明日渡すし！」

『いいの？』

希「いいよいいよ、楽しんできて！」

『ありがと～！』

るな「明日プリ見せてね？♡」

『考えとく！笑じゃあ、みんなまた明日！』

そう言いながら手を振って廉のもとに行ってしまった

(いいなぁ、廉)

羨ましい一心やけど仕方の無いことだと割り切る

希「やっぱりお似合いだよね、美男美女」

るな「ね！永瀬くんの猛アタックが実ってよかったけど……ねえ？笑」

夏聖「ねえ？笑平野くん？バレバレだから笑」

っ……、待ってバレてたん？
え、いつから？
ジン言った？
そう思いジンを見ようとしたらUFOキャッチャーの方で海人と仲良く遊んどるわ…

るな「グループ一緒になった時から気付いてたよ～笑」

「まじか……そんなに分かりやすい？」

るな希夏聖「うん、めっちゃ。」

「そっか…」

なんか、なんか、ショック

夏聖「まぁ、好きになっちゃったんならしょうがないよね、泣かせるのだけはやめてよ？」

希「なつ1年の時もそうやって永瀬くんに言ってたよね？笑」

るな「Aはうちらにとっても大事な人だからねぇ笑」

「そっか、みんな一緒やったんや」

るな「そーそ！」

「俺、頑張るで」

夏聖「ふふ、うん、頑張れ」

希「さすがに協力とかは出来ないけど！頑張って！」

るな「明日からが山場だね～！ファイト！」

「うん、ありがと」

少しだけこの人たちとも仲良くなれた気がした