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放課後
いつもはだらだらと帰る準備をしているクラスメート全員が今日はせっせと片付けをしていて、
みんな明日が楽しみなんだろうと思う
実際俺もその1人で。
一緒には居れないにしろプリクラは撮れるで
それだけで十分かなって
るな「よしっ!みんなおっけい?しゅっぱーつ!」
片瀬さんはテンション高いのがいいところやと思う
希「じゃあAまた後でね!」
そう言い各自平田さんに声を掛けて教室から出て行くと向こう側から廉の姿が見えた
夏聖「あ、永瀬くん」
廉「お、A教室?」
夏聖「うん、ごめんね、プリの時だけお願い笑」
廉「あー笑ええよ全然笑Aも行きたいやろうし笑」
夏聖「ありがと笑じゃあまた後で!」
廉「おん、じゃあな〜」
廉「あ、紫耀」
廉に、呼ばれた
「ん?」
廉「俺のやから」
そう耳元で言われた
はっきり言われたのは初めてだった
「何が?」
知らないふりをしておく
るな「紫耀くーん、行くよ〜」
廉が何か言う前に、そう思い
「呼ばれとるで行くわ、またな」
駆け足でみんなの後を追った
ごめん、廉。諦めるなんて出来へん。
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作者名:ひなた | 作成日時:2018年12月11日 19時