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SC「ばかだなんて思ってないよ」
『もう、あんまり触んないでっ』
SC「男に慣れてないんだ?」
『………ふん』
耳を撫でられてゾクゾクした
簡単に女の子に触るなんて、勘違いする
『慣れてなくていいもん、』
SC「ん。俺のために全部置いといて」
『っ、だから!』
JN「ヒョーン」
この人とずっと一緒にいたらダメだ
本能がそう言ってる
SC「帰んなよ、絶対」
『帰る!』
SC「だめ。待ってて」
ちゅ、と音を立てて額に唇を落とされる
私はバッと両手で額を抑えながら距離を取ったけど
もう店長さんは歩き出していて
顔を真っ赤にした私だけがその場に残った
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SG「ソラって押しに弱かったんだね」
『弱くないです』
SG「えーそれにしてはスンチョリヒョンに…」
『やだ!もう名前言わないで!』
楽しそうに戻ってきたスングァンは私を揶揄う
ハンソルは別の店員さんと気が合ったらしく
2人で楽しそうに飲みながら話している
そういえば、お客さん増えてきたな
SG「女性が多いね」
『そりゃあれだけカッコよくて甘かったらね…』
SG「……それってどっち?」
『どっちって?』
SG「………ううん」
ふとカウンターを見たら何かを調理しているジュンさんと
また目尻を下げて女性と話している店長さん
やっぱり誰でもデレデレするんじゃん
『もう帰りたい…』
慣れない場所、慣れない空気、慣れない男性
SG「帰る?」
『…でもハンソル楽しそう』
SG「僕バーノン待つから先に帰れば?」
スングァンとハンソルは中学から同じ学校で
英語の方の名前で呼んでる
『え、ひとりで!?』
SG「え?スンチョリヒョンが送って行ってくれるんでしょ」
『だから違うってば!』
スングァンは私を揶揄う事ができて嬉しいのか
ずーーっと店長さんの話をふってくる
『もう帰る。スングァンなんか知らない』
SG「1人じゃ危ないから声かけて一緒に帰ろ」
JN「あれ?もう帰っちゃうの?」
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ちゃんこ(プロフ) - みくさん» 【みく様】コメントありがとうございます☺️ご挨拶まで読んで下さりありがとうございます。頻繁に更新してうるさくないか不安でしたが楽しみにしてくださっている様で安心しました!これからもよろしくお願い致します🤍 (3月29日 22時) (レス) id: 9987978b3a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ(プロフ) - ぐぅゆぅさん» 【ぐぅゆぅ様】コメントありがとうございます😍大人になるとなかなか変わることが出来ないし素直になれないですよね…。これからも続きますので楽しんでください! (3月29日 22時) (レス) id: 9987978b3a (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております︎︎💌ご挨拶に心打たれ思わずコメントさせて頂きました!このお話に出会い、更新通知があると飛んで喜ぶほど日々の楽しみになっております🥹💖 これからも応援しています、!! (3月28日 22時) (レス) @page50 id: 2b0d660b86 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅゆぅ(プロフ) - とても素敵な作品で感情移入しちゃいます!こいう女性いますよね。嫉妬するのは分かるけど大人なくせにそいうところが好きになってもらえないじゃないという気持ちです笑これからも応援してます! (3月28日 20時) (レス) @page50 id: 8ee3079dc2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ(プロフ) - みんぐさん» 【みんぐ様】コメントありがとうございます。私も胸を痛めたりドキドキしながらかいています☺️続きもぜひ楽しんでください! (3月27日 18時) (レス) id: 9987978b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃんこ | 作成日時:2024年3月11日 8時