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玄関へ向かっていくスンチョルさんの後ろ姿を見ながら
ドキドキと大きく鳴り響く心臓を抑えた
なんとなく、誰が来たのかわかってた
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シア「玄関でいいの？撮られちゃうよ…」
SC「何も無いから撮られてもいいよ」
廊下にしゃがんで2人の会話を聞いていた
私が出たって良い事はないのはわかっているし
スンチョルさんは終わらせるって言ってたし
シア「家に入れてよ」
SC「用件は？」
シア「もう一度やり直したい」
女性の声が震えている
泣いているんだろうか
SC「できない」
シア「…じゃあ、彼女のこと誰かにいう」
SC「それでいい」
私も、こんな風になってしまうんだろうか
人を好きになる気持ちが拗れたら
その人を傷つけてしまう日がくるのかな
シア「……本当に言うよ」
SC「だから、それでいいって」
シア「どうして、」
SC「…俺この前シアのこと久しぶりにちゃんと考えたよ」
ドキドキとズキズキが交互にくる
SC「もうシアを好きにはなれないし、シアが好きだった頃の俺にもなれない」
シア「わ、わからないじゃん！」
SC「わかる」
シア「じゃあ、彼女を傷つける！いいのね！？」
SC「お願いだから、諦めてください」
静かに、だけど強い声が響く
視界が少しずつ滲んで、私の頬に涙が流れる
SC「期待させてごめん。本当に彼女が大事なんだよ。お願いだから、わかって。お願いします。」
私も強くなろう
泣きたい思いをしているのは私だけじゃない
彼を好きな人を傷付けないために
もっと私が自信を持って彼を愛さないと
シア「……こんなの私が好きなスンチョルじゃない！」
SC「変わったんだよ、俺も」
シア「………っもういい…もう知らない」
彼女も、自分のために強くなったんだよね
SC「シア、ありがとう…ごめん、あと、応援してる」
シア「…後悔しても知らないから。」
SC「しない」
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気付いたら私の目の前にスンチョルさんがしゃがんでいて
心配そうに覗き込んでいた
SC「心配かけてごめん」
『いえ…心配じゃなくて…逆に安心しました』
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ちゃんこ(プロフ) - みかんさん» 【みかん様】いつもありがとうございます！まだまだ続きます〜！ (2月27日 19時) (
レス) id: 4c7e543a20 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新ありがとうございます😊 (2月18日 22時) (レス) @page30 id: 38bbfeab19 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ(プロフ) - さおりさん» 【さおり様】ありがとうございます☺️私も一生描いていきたいと思ってます！笑"もっと好きと思っていただけるように頑張ります！ (2月8日 18時) (レス) id: 4c7e543a20 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - いつも愛読させて頂いております！一生描いて欲しいと思ってるぐらい大好きなお話です！！これからも主様のペースで頑張ってください！応援しております！！ (2月6日 18時) (レス) @page1 id: 743dbfe22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんこ
| 作成日時：2024年2月6日 18時
