#148 ページ39
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私も大人気なく嫉妬していたって2人のためにならない
冷静にどうするべきなのか考えたい
キッチンを借りてコーヒーを淹れよう
夜にカフェインは良くないかもしれないけれど
SC「ソラ」
ボーッとコーヒーを淹れていると
シャワーから上がったスンチョルさんが後ろにいて
そっと包み込まれるみたいに抱きしめられた
SC「…好き」
ドクン)
SC「ぅ、わ…久しぶりにこの匂い、」
『ん…っ』
スンチョルさんはしなくなったと言っていた香りが
久しぶりに溢れてしまったらしく
この香りは私の精一杯の"好き"なんだな
SC「もうこの匂いさせないでほしい…マジで」
『え』
SC「俺のだし、」
『ん……ゃ、』
ぞくり、と背筋を痺れが通っていく感覚
耳朶にかかるスンチョルさんの熱い息
何か良くない言葉を吹き込むみたいに
私の名前を呼んで"俺の"と舌が這う
ぴちゃ、
耳を這う舌の音が、水道の音がわからない
水の音と一緒に心臓も跳ねる
『…ん、ゃ…あっ』
後ろからずっと耳に刺激を与えられて
立つのも必死なのにキツく抱き締められていて
膝をつく事も、逃げる事もできない
SC「俺がこーなると思ってたでしょ？」
『ゃ、耳でしゃべらないで…っ』
さっきまで嫌だと思っていた知らない香り
今は全部スンチョルさんで上書きされて
私の大好きな香りしかしない
SC「こっち、向いて」
『んんっ…』
また呪文だ
命令でもお願いでもない
勝手に体が動いてしまう、呪文
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ちゃんこ(プロフ) - みかんさん» 【みかん様】いつもありがとうございます！まだまだ続きます〜！ (2月27日 19時) (
レス) id: 4c7e543a20 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新ありがとうございます😊 (2月18日 22時) (レス) @page30 id: 38bbfeab19 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ(プロフ) - さおりさん» 【さおり様】ありがとうございます☺️私も一生描いていきたいと思ってます！笑"もっと好きと思っていただけるように頑張ります！ (2月8日 18時) (レス) id: 4c7e543a20 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - いつも愛読させて頂いております！一生描いて欲しいと思ってるぐらい大好きなお話です！！これからも主様のペースで頑張ってください！応援しております！！ (2月6日 18時) (レス) @page1 id: 743dbfe22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんこ
| 作成日時：2024年2月6日 18時
