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ユリ「オッパ、シアさんと知り合いなんですか？」
SC「……まぁ、昔ね」
ブランドのPRを兼ねての撮影
俺が昔から好きだったブランドで
やっと念願叶っての撮影だったんだけど
女性モデルとも一緒に撮影がある事は知らなかった
衣装担当として今回はユリが一緒で
メイクはハユンヌナ
本当はソラが良かったとは言えなかったけど
言わなくてよかった…まさか元カノに会うなんて
ユリ「……名前で呼び合ってましたね」
SC「知り合いだしな」
何かを探るような疑うようなユリの視線に
俺はなんだか居心地が悪い
早くソラに会いたい
会って抱きしめてキスしたい
今日あった事を嬉しそうに話す彼女を抱きしめたい
コンコン)
SC「…はい」
彼女のことを考える事すら許されないのか
俺の思考は強制的にストップさせられる
シア「スンチョル…少し、話がしたいの、」
縋るような目で俺を見るシア
少し控えめなボディータッチに控えめな声量
昔の俺だったら心が揺れていただろうなと
他人事のように考える
今は何も感情が揺れ動くこともないし
なんなら昔の俺が好きだった動作や素振りを
今でも好きだと思って俺に擦り付くコノヒトに
少しだけ苦笑いさえ出てしまう
あぁ、早くソラに会いたいのに
SC「どうぞ、ここで話してください」
シア「ここだと人が…」
SC「別に人に聞かれても大丈夫ですよね？」
シア「……ねぇ、スンチョルお願い…」
ねっとりと纏わりつくような声色
俺、この人のこと本当に好きだった？
ユリ「オッパ、ハユンオンニの所行かないとですよ」
後ろからまた違う声色のユリに呼ばれて
はぁ…とわかりやすくため息をついてしまった
女性同士の目線が合わさって
間にいる俺はもうなんだか面倒くさい
ソラがここに居たら嫉妬するのか
それともタジタジになって慌てるだろうか
意外とクールだから気にしないかもしれないな
シア「今日、時間つくってもらえる…？」
SC「今日は約束あるんで」
シア「ねぇスンチョル、私いま、芸能人だよ…」
SC「…………」
シア「意味わかるでしょ？」
こんな人だっただろうか
ソラの存在を教えるつもりもないし
心配する必要もない人だから
今日で全てが終わるように話をつけよう
-ごめん今日迎えに行けなくなった-
イライラしながらトーク画面にそう送って
どうか落ち込まないようにと願って閉じた
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ちゃんこ(プロフ) - みかんさん» 【みかん様】いつもありがとうございます！まだまだ続きます〜！ (2月27日 19時) (
レス) id: 4c7e543a20 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新ありがとうございます😊 (2月18日 22時) (レス) @page30 id: 38bbfeab19 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ(プロフ) - さおりさん» 【さおり様】ありがとうございます☺️私も一生描いていきたいと思ってます！笑"もっと好きと思っていただけるように頑張ります！ (2月8日 18時) (レス) id: 4c7e543a20 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - いつも愛読させて頂いております！一生描いて欲しいと思ってるぐらい大好きなお話です！！これからも主様のペースで頑張ってください！応援しております！！ (2月6日 18時) (レス) @page1 id: 743dbfe22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんこ
| 作成日時：2024年2月6日 18時
