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スンチョルさんは私を家の近くまで送ると
やっぱり車からは降りないでバイバイした
"送り狼にならないように"ってことらしい
それから「明日迎えに行く」ってキスをしてくれた
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SG「ヌナ今日は可愛い服着てるね」
『え、そうですか？』
ついに私1人でスングァンさんのメイクをする日
スタジオに来るだけで緊張した
入り口で心臓バクバクして受付すら手が震えた
楽屋でスングァンさんや衣装の先輩方に会った時は
ちょっと涙が出るかと思った
SG「もしかしてデート？？」
『秘密です』
SG「えーでも顔ニヤけてる」
『ニヤけてます！？』
SG「嘘だよー」
や、やられた
今度はスングァンさんがニヤニヤする番
SG「早く終わらせないとね」
『緊張しちゃうから遅くていいんです』
SG「えー可愛いところあるんだね！」
『……私年上ですよ？』
SG「なんかヌナっぽくないんだもん」
ため息をついてメイクを進める
SG「それにしてもいいなぁ、恋愛」
『…そうですか？』
SG「うん。僕はまだあんまりわかんないみたい」
スングァンさんはスマホをいじりながら
小さな声で続けた
SG「僕の好きと相手の好きが同じかどうかわかんないし」
『うーん…それって、重要ですか？』
SG「え、」
『自分が相手をどれくらい好きか、が大切だと思います』
スマホをいじる手が止まった
スングァンさんは少し考える様子があってから
SG「ヌナはクプスヒョンの事、好き？」
『はい、とっても』
SG「恋すると可愛くなるって本当だね〜」
『可愛く…なりました？』
SG「はい、とっても」
返事を真似されて少し笑ってしまう
『いつか心から好きだと思える相手が見つかると思いますよ』
SG「そうかな」
『はい。スングァンさんは素敵ですから』
SG「ヌナはヒョンがその相手だと思う？」
『私は…これが最後の恋って思えるくらい好きと思えるのがスンチョルさんなので、その相手だと思います』
SG「めちゃくちゃ惚気るじゃん」
最後に少し明るめのリップを乗せて
鏡にうつるスングァンさんの顔色をチェックする
『今日はこの後スンチョルさんが迎えに来てくれるんです』
SG「えー！だから可愛いんじゃん！」
『だからスングァンさん頑張ってくださいね』
SG「はいはい。ヌナの為に頑張りまーす」
2人で笑いながら楽屋を出た
スングァンさんの頑張りを見守りつつ
頭の中ではスンチョルさんのことも考えてた
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ちゃんこ(プロフ) - みかんさん» 【みかん様】いつもありがとうございます！まだまだ続きます〜！ (2月27日 19時) (
レス) id: 4c7e543a20 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新ありがとうございます😊 (2月18日 22時) (レス) @page30 id: 38bbfeab19 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ(プロフ) - さおりさん» 【さおり様】ありがとうございます☺️私も一生描いていきたいと思ってます！笑"もっと好きと思っていただけるように頑張ります！ (2月8日 18時) (レス) id: 4c7e543a20 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - いつも愛読させて頂いております！一生描いて欲しいと思ってるぐらい大好きなお話です！！これからも主様のペースで頑張ってください！応援しております！！ (2月6日 18時) (レス) @page1 id: 743dbfe22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんこ
| 作成日時：2024年2月6日 18時
