煩悩が十一 ページ15
寅は承諾した。・・・まあ、そりゃな。
でも、神経疑うかな。なんせ、死にかけるのに死闘を申し込むだなんて・・・武士道精神の域でもなく、何が、彼女をそうさせるのか謎だ。
寅「で・・・っ?あたいは何を・・・っ」
寅は、共闘というくらいだから何かすると想われたようだ。
泡を吹きながら苦しげに伝える姿は、なんとも痛々しかった。
丑「何もしなくていい・・・きみはそのまま、泡を吹いていれば、」
丑も多少苦しげに言葉を発した。
そこからは、なんともお見事だった。
丑は、虎の足元あたりのアスファルトへ丑の持っていたサーベルを投げつけた。
否、あれはぶつけたという表現が正しいのだろう。
火打ち石のようにアスファルトにぶつかり、火花を散らしたサーベル。
引火し、燃える寅。
・・・アルコールや火炎放射器のタンクを呑んでいたから、引火したンだよな・・・?
改めて酒の恐ろしさを思い知った。
火だるまになった寅は、燃えるアウターを乱暴に脱ぎ捨てた。
そして、その燃えたままのアウターを拾った丑は、それで自分の首を絞める、巳の左腕をくるみ燃やした。
すると
僕ですらヤバいと想った巳の一部はもう動かなくなった。
自力でその方法にたどり着く丑は、やはり最強なのかもしれない。
その頃、寅。
やっと僕同様に消火を終えたようで、
寅「そうやるならやるって先に言いな!」
と、激高していた。
僕はその空気から遮断され少し遠く(遠く感じるが2メートル弱ほど)からそれを眺めていた。
・・・疎外感怖いのだがね?
と、まぁ一息つくのも束の間。
空から僕に向かって何か
否
辰の戦士の胴体がおっこちてきた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい、すみませんでした。
わたくしへまをしまして、電子器具に触れることを禁じられてまして。
たまーにそんなことがおこるので、更に更新遅くなります・・・
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蒼常 - 宇宙ノイズさん» ありがとうございます。・・・現在、このなんとなーく終わってしまった小説に、なんとなーくなその後のような番外編でも作ろうかと思いますが、どうしようかなと・・・。 (2018年6月16日 20時) (レス) id: 50e56d9f31 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙ノイズ - ありがとうございます。俺特過ぎて発狂しました。そして現在、39.7度の高熱にうなされております←唐突 でもこの小説読んだおかげで、頭は元気になりました!!本当にありがとうございます!!更新待ってます!! (2018年6月8日 20時) (レス) id: efb5949f21 (このIDを非表示/違反報告)
蒼常 - やだ・・・更新放置してたらこんな有り難いコメントが・・・(土下座) (2018年6月2日 23時) (レス) id: 50e56d9f31 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙ノイズ - すっごいおもしろいです!!バレンタインの丑さんと卯くんが特にwwww 卯くん楽しそうですねwww更新待ってます!! (2018年5月14日 0時) (レス) id: efb5949f21 (このIDを非表示/違反報告)
蒼常 - あああああざます!・・・数話しないと主人公がしゃべらないという欠陥ですみませんんんんんんんんん(歓喜のあまりブリッジした) (2018年3月4日 22時) (レス) id: 50e56d9f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼常 | 作成日時:2018年1月25日 0時