煩悩が一つ ページ2
今、僕は十二大戦に参加している。
会場にいるのは亥の戦士以外全員
・・・否、巳の戦士の死骸は入るのか不明だが。
既に12人いるのにまだ始まらないのかと不思議そうに申の戦士が頭に？を浮かべている。
僕が亥の戦士と見られているのだろう。
卯の戦士の隣に居るのは唯一自分だけだ。他は距離を置き気味にその場所にいる。
残念ながら、僕は亥の戦士ではなく例外その1だ。(異例なのだろうし)
あ、亥の戦士が来た。
彼女は優雅に現れこのしんとした空間に石でも投げ込むように挨拶をした。
亥「皆様、お待たせしました。ご機嫌うるわしゅう。私が『亥』ですことよ。」
悪びれもなく、さも誇るように、そう挨拶をした。
そこで13人となった。
この参加者12人のはずが13人になっているという事態に気が付く者がいても黙ったままであった。
卯「んんん？僕じゃないよ？僕じゃないよ？証拠もないのに、人を疑うのはやめて？？」
亥の戦士の足元にある巳の死骸(頭部)。
そっからの話題だろう。
・・・いやいや、卯の戦士。お前、その血濡れの武器つきつけたらそれ証拠だよ。わかりやすく犯人だよ。
亥の戦士も軽く内心でつっこんだようだ。呆れるような表情だ。・・・そりゃな！そうなるわ！！
そんなことを考えた矢先。
？？「ようこそ、戦士たち。」
と、まぁなんとも胡散臭いオジサマが出てきた
？？「皆様お揃いのようですので、それではこれより第十二回十二大戦を始めさせていただきます。・・・と、その前に。｣
ここを少し溜めてから話すのほんとやめてぇ・・・だいたい自分のことなのは解ってるからぁ・・・
？？「今会の十二大戦は、実質十三大戦なのは皆様お気付きでしょう。
ゲストとして、『神』の戦士が参加いたします。
エヴリバディ・クラップ・ユア・ハンズ！ 」
うわぁ・・・こんな状況でもしんとしてる・・・
皆物凄い冷静・・・驚きもしない・・・！流石戦士・・・
そんなことも気にとめず司会者は進行する。
ドゥ「私は本大会の審判を務めさせていただきます、ドゥデキャプルと申す者です。どうかお見知りおきを。」
クソ言いにくいなこのドゥデキャプルとやら。
一同思ったことは同じようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一話終了です。お付き合いありがとうございました・・・
苦戦しまくったせいで一話書くだけで時間がかかりましたが、読んでいただければ幸いです。
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蒼常 - 宇宙ノイズさん» ありがとうございます。・・・現在、このなんとなーく終わってしまった小説に、なんとなーくなその後のような番外編でも作ろうかと思いますが、どうしようかなと・・・。 (2018年6月16日 20時) (
レス) id: 50e56d9f31 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙ノイズ - ありがとうございます。俺特過ぎて発狂しました。そして現在、39.7度の高熱にうなされております←唐突 でもこの小説読んだおかげで、頭は元気になりました！！本当にありがとうございます！！更新待ってます！！ (2018年6月8日 20時) (レス) id: efb5949f21 (このIDを非表示/違反報告)
蒼常 - やだ・・・更新放置してたらこんな有り難いコメントが・・・(土下座） (2018年6月2日 23時) (レス) id: 50e56d9f31 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙ノイズ - すっごいおもしろいです！！バレンタインの丑さんと卯くんが特にwwww 卯くん楽しそうですねwww更新待ってます！！ (2018年5月14日 0時) (レス) id: efb5949f21 (このIDを非表示/違反報告)
蒼常 - あああああざます！・・・数話しないと主人公がしゃべらないという欠陥ですみませんんんんんんんんん(歓喜のあまりブリッジした) (2018年3月4日 22時) (レス) id: 50e56d9f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼常 | 作成日時：2018年1月25日 0時
