◇僕の悪夢◇ (ページ25)

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マジですか!? -25- ページ25

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それは、まさに事故の時僕が考えていたのと全く同じ事で…。

フリーズした僕の後ろから、ドアの開く音。

「二宮さんっ！こんなとこにいたんですか！？
３時から検査だって言いましたよね！？」

青年はチラリと僕を見て。

「はぁ～い。」

看護士に向けた返事。

そして僕の肩にポンと手を置いて。

「しょうがないから、戻ってあげました。翔ちゃんのためにっ！」

僕の耳元で囁いた。

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振り返るとまるでニノミヤの背中。

小さくて、少し丸くて。

短い尻尾はないけれど。

「にっ、ニノミヤ！？」

叫ぶと振り返ってニッコリ笑って。

「ホント、つかえねーな！
何でサトシと友達なのかぜんっぜん分かんねーよっ！！」

そう言い放った。

「ににににニノミヤ～っ！！」

初めて会う青年なのに、その言葉に確信する。

「しょーっ！！ポテチ食いたいっ！！」

振り返って、イタズラな目をして。

僕は涙で目の前が滲んでいた。

「しょ、しょうがねーから買ってやるよっ！！」

「わわわわわっ！！危ないからっ！！！」

僕はニノミヤの頭をガシガシなでて抱きついていた。

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