稲荷崎マネは伝えたい

【近いです】 ページ6

貴女side


そんなこんなでみんなでお弁当を食べていると、治が私のお弁当を見つめていた。



【食べる？】


治｢えっいいん？｣


【ちょっと量が多くて食べきれないから。】


治のお弁当にいれようと箸で卵焼きをつまむ。


すると




治は私の手首をつかんでそのまま卵焼きを口に運んだ。


治｢ん！めっちゃおいひい。｣


【それは良かった。】


侑/銀/角
(((コイツら間接キス気にしないの？)))


侑(…二手に分かれて聞き出すで)


角(じゃあ俺治)


銀(せやったら俺あなたのほうか。)


侑(なら俺も)




治｢俺購買でパン買ってくる｣


そう言う彼のお弁当は空だ。


角｢あ、俺もジュース買いにいく｣


そうして2人は購買に行った。





侑｢…で！あなたは治のことどう思っとるん？！｣



【初日なのに仲良くしてくれて、すごくいい人だと思います】



侑/銀｢「おおおお！！！」｣




その頃…


角名side


｢…で、治はあなたのことどう思ってるの？｣


治｢っはぁ？！なんやねんお前急に！！｣


あ、顔赤い…好きなのか。面白いから写真撮ろ。


パシャ


治｢っざけんな！！｣


｢購買のカレーパン。｣


治｢…しゃーない。今回だけやぞ。｣


…ちょろ。


治｢てか、角名ジュース買わんでええの？｣


いや、あなたとのこと聞きに来ただけだからお金持ってきてないんだよね


｢思ったより喉乾いてないかも。｣


治｢ほぉん。｣


しばらくして治は買いたい物(食いたい物)が買えたらしいので、屋上に戻ることにした。



屋上の扉を開けると…


きょとんとした顔をしているあなたとやんややんやと騒ぐ銀と侑の姿が。


なんかあったんだなきっと。


(で、どうだったの？)


侑(サラっとすごくいい人やって言うてた)


あれ、もしかしてあなたって鈍感…？


(へぇ…治も顔赤くしてたよ)


銀(青春やな…)


治｢お前らなんや、さっきからコソコソと｣


侑｢なんでもあらへん！｣


治｢なんやそれ。絶対なんか隠しとるやろ！｣


銀｢俺は応援しとるで！｣


『…？』



その後の2人


治｢…｣←何してるか大体察して諦めモードにつき食事中


あなた『…』←何してるのかよくわかってない

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